【書評】道上尚史『外交官が見た「中国人の対日観」』文春新書
北京大使館に公使として二年間駐在した、外交官が見た中国を描いた著。2010年の出版でやや古い。また、赴任時期(2007年~2009年)がたまたま日中関係良好な時期だったこともあり、希望的、楽観的な論調になっているのが気になる。文化交流を担当していたということなので、敢えて明るい面を強調したのだろうか。中国に学べ、というのはその通りだと思うのだが。著者も「私が北京で勤務していた時期は、両国首脳のはっきりした日中関係重視の姿勢もあって、両国の関係が改善した。中国メディアも赴任する前に私が想像したより、好意的であった(…)。」と書いているが…。
管理人のその他のコンテンツ
知的快楽主義者の学習日記
通信制大学、資格取得、e-ラーニングなど管理人が挑戦した学習の記録です。
知的快楽主義者の備忘録Wiki
日々のITエンジニアとしての仕事や勉強の中で役立った知識をまとめています。
管理人のその他のコンテンツ
知的快楽主義者の学習日記
通信制大学、資格取得、e-ラーニングなど管理人が挑戦した学習の記録です。
知的快楽主義者の備忘録Wiki
日々のITエンジニアとしての仕事や勉強の中で役立った知識をまとめています。
↑ ↑ ブログランキングに登録しています。気に入って下さった方は出口がわりにクリックお願い致します!!
- 関連記事
-
- 【書評】森健『ぼくらの就活戦記』文春新書
- 【書評】椎野秀聰『僕らが作ったギターの名器』文春新書
- 【書評】道上尚史『外交官が見た「中国人の対日観」』文春新書
- 【書評】井上薫『ここがおかしい、外国人参政権』文春新書
- 【書評】中野雄『丸山眞男 人生の対話 』文春新書
スポンサーサイト
theme : 読むこと、学ぶこと、生きること
genre : 本・雑誌