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【書評】中澤圭二『鮨屋の人間力』文春新書

場数、人間関係、緊張感といった人間味があるのが鮨屋だ。
ファミレスその他飲食業ではすっかり消えつつある光景だろう。
職人と客で合う合わないもあって当然。
ただ、互いに相手を慮って気遣えれば、客と職人に良い関係が生まれる。
結局当たり前のことを言っているだけなのだが、
当たり前のことが出来ない人も大勢いるということなのだろう。

職人にとって張り合いのあるのは、鮨を食べに来るお客さんなのだそうだ。
接待や、飲みに来るお客様ではない。
親方の文章は、簡潔で面白く、まるで店で接客されているようだ。

今まで、職人さんと上手に会話出来るか不安でちょっと怖気づいていたが、
この本を読んで、少し敷居が下がった気がする。
あとはお金の問題ですな。
四谷「すし匠」:ランチ(ばらちらし)1,500円、夜15,000円~。
手始めにランチからご馳走に行こうっと。

やんちゃで高校中退して、
「前略おふくろ様」の、白衣に角刈りの職人に憧れて、
遊び半分に料理の世界に入った15歳の少年が、
全国渡り歩いた20軒。

30にして自分の店を持ち、更に鮨道を邁進。
四谷・名店「すし匠 はな屋与兵衛」主人 中澤親方が、
自分の来し方を、走り続けた30年間を振り返る。

そこには、ひたすらにただ、ひたすらに鮨道を追求した半生と、
熱くがむしゃらな親方の姿があった。

鮨屋は「さらし」の商売と中澤親方はいう。
鮨職人はお客さんの目の前で握り、接客もしながら、弟子も教育する。
板に立てばいつも一生懸命な親方の姿が浮かんでくる。

だから「鮨屋は人間力」だと言う。
親方は本書の最後でも、
自分を支えてくれる弟子、お客様、魚河岸、そして家族と
これからもいいキャッチボールをしながら、
人間力を高めていきたいと締め括る。



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