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【書評】塩見鮮一郎『江戸の貧民』文春新書

江戸時代の貧民の生業は、身分に応じてある程度うまく棲み分けられていた。武士は処刑の実行者を武士の身分から切り離し、自分たちの外に穢れた者を作り出して、武士は穢れていないという詐術を行ったのである。そのようにして、穢多や非人が生まれたのである。また、農民が死んだ牛馬を定められた場所に運び、それを解体し皮革に精製することを穢多身分に依頼した。そのため、あらゆる農村に穢多村が作られたのである。穢れを忌み嫌う意識は、今の我々にも引き継がれているようだ。



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