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【書評】大宮信光『現代科学の大発明・大発見50 なぜその発明・発見はノーベル賞につながったのか?』サイエンス・アイ新書

現代科学の発見・研究成果からiPS細胞のように将来の受賞が確実視されているものも含むノーベル賞受賞及び同レベルの研究成果を50選んで紹介している本。偉業に関連する周辺の研究成果についても書かれてある。オールカラーで、写真と絵が多く掲載されている。著者はサイエンス・ジャーナリスト。時々科学雑誌に目を通しているという程度の前提知識は必要だと思われる内容である。

ノーベル賞6分野のうち理系分野は、物理学賞、化学賞、生理学医学賞の3つだが、本書では、物理、化学、生物学、生理学医学の4つの章に分類して紹介している。化学賞の中には生物学に含めた方がいいものがあるというのがその理由で、例えば下村脩氏の緑色蛍光たんぱく質(GFP)の発見などがそちらに入っている。そして、この生物学と生理学医学で全体で50あるうちの半分以上となる27個を占めている。また、直接ノーベル賞受賞者とはならなかったものの、関連研究で重要な役割を果たした日本人科学者についても多く取り上げられている。

尚、「質量の起源の発見」のヒッグス粒子についての記述は、今や少し記述を変更した方がいい状況になっている。これは日進月歩の科学を扱っている本である以上は仕方のないことではあるけれど、CERNがヒッグス粒子発見の可能性が高まったことを発表したのは2011年12月31日のことであり追加で確認が行われることもその時点で明らかだったので、もうちょっと書きようがあったかもしれない。また、ひとつ目の江崎玲於奈氏の業績の紹介のタイトルが「ダイオードの発明」となっているが、これは「エサキダイオードの発明」もしくは「トンネルダイオードの発明」とすべきである。全体的には悪くない内容なので、このような点について見直した改訂版を速やかに出してはどうかと思う。



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