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【書評】エーリッヒ・フロム『自由からの逃走 新版』東京創元社

「かれはその個人的自我の完全性を犠牲にして、新しいはかない安定を見つける。かれは孤独にたえられないので、自我を失う道を選ぶ。このようにして、自由からの自由は新しい束縛へと導く。」

 著者のフロムは1900年生まれで、本書はナチスドイツをの台頭を目にしながら書かれたんだと思います。著者自身もユダヤ系でナチスドイツから逃れています。
 題名の自由からの逃避とはつまり、ヒットラーやファシズムに傾倒するドイツ国民についての言葉のようです。

 都市化・産業機械化によって共同体や帰属先を失った人たちは、消極的自由を獲得しましたけど、その先にあったのはファシズムでした。そんな社会を見ながら、フロムは自由は拡大しながらも健全な人間性を保つための可能性として、自発的行動という積極的自由の必要性をといています。
自由であることが幸福であると確信している人と、そんなこと気にする余裕がない人しかいない時代で、人間が人間に期待していた時代であると言えます。
 今風の表現を使って言い換えると、自由からの逃走とは不自由の選択となるのでしょうか。



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