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【書評】 岸田秀 三浦雅士『一神教vs多神教』新書館

絶対的なるものに依っていると、
相反する意見を服従させようとしてしまうから、
相対的に考えたほうが折り合いをつけやすい、
ということを岸田秀さんは一貫して主張している。
その目線から一神教と多神教を語る本。

一神教の起源はユダヤ教であり、ユダヤ人というのは、
エジプトから脱してカナンの地へ行った人たちのことである。
ユダヤ人という人たちがいて、
エジプトで奴隷として働かされ差別されていたわけではなく、
差別されていた人たちがモーセによって引き連れられ、
パレスチナへやってきて、ユダヤ人となった。
ユダヤ人は神と契約してその信者になる。
赤の他人同士である。自然発生的な、血の繋がった民族神とは異なり、
養子縁組をした神である。

また、キリスト教は、ローマ帝国によって押し付けられた宗教である。
押し付けられた宗教に改宗した人々は、また別の人々へ改宗を要求する。
また、唯一絶対の正しさを主張し他の主張を容認しない。

家庭内暴力を受けた人がまた自分の子どもへ家庭内暴力を
振るってしまうという連鎖を連想した。

P162-163
「個人によって程度は違いますが、われわれは多かれ少なかれ民族や国家に自我を仮託していますからね。というより、民族や国家も自我のひとつの表現形態じゃないですか。民族でも国家でも仲間が傷つけられると、自我も傷つくのです。」

これは民族や国家というレベルではなくてももっと身近で、
自分の趣味や熱を入れているものへ自我を仮託しているケースも
考えられる。



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