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【書評】萩尾望都『残酷な神が支配する (3)』小学館文庫

 母が再婚した男から性的虐待を受ける主人公。そして、その義理の兄。結局は主人公だけでなく、兄を含めた二人の成長の物語だったように思う。が、考えさせられる。もーさまの作品はいつもそうだ。読んだ時にもそれなりに受け止めているんだけど、時間がたってふいに自分の中に流れ込んでくるように「意味」がわかる。
 なので、これもきっと10年ぐらい(<おい)して、ある朝ふいに「あああ」って思うのだろう。
 解説の中で「トーマの心臓」になぞらえてるものがあった。それも複数。でも私は「訪問者」を考えていた。雪の上をたどって神様が罰を与えにくる。そのモチーフが頭の中をぐるぐるしていた。
 罪、罰、犠牲、人はどうして、そんなものを必要としてしまうのだろうか?
 そして物語は、真のカタルシスもなく終る。そして、そのことこそが萩尾望都の言わんとするところを示しているのではないだろうか。つまり、痛みは消え失せることはないから、人はそれを抱えて生きていかなければならないと。
 萩尾望都が読める今、生きててよかった。



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