スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【書評】中野雄『丸山真男 音楽の対話』文春新書

教養とか思想というテーマで書かれた書物を読むと、丸山眞男の名前はよく目にする。日本の現代思想源流ともいえる評論家の一人である。
本書によれば、音楽と思想という2つの世界で生き、知的・文化的作業を稀有の頭脳で繰り返したという。

ベートーベンはボンで生まれたということは誰もが知っているが、祖先はオランダ人ということはあまり知られていない。ドイツの中でも国籍不明な男が、がちがちの旧体制のウィーンという社会で、自己表現の手段としてソナタ形式の枠組みで作曲活動を行った。音楽に意志を織り込んで、新しい時代を感じて聴衆と共有していたのだろう。

本文のうち、ワーグナーとフルトベングラーの記述が半分くらいを占める。近現代のドイツを作曲家と指揮者に全身全霊をかけているように思えた。スコアからの音楽の理解や、レコードを聴く作業を通じた、音楽解読作業の一端を垣間見ることができる。

日本思想史の特色をバッソ・オスティナートといったところには共感できる。通奏低音でなく、低音部に主題という意味があるという構造にうなずける。
主旋律は時代によって違う。儒教・仏教・西洋思想等により変化する。
個人的には、日本でオルゲルプンクトの役割を果たしているのは神道の行動様式だと思う。



管理人のその他のコンテンツ

知的快楽主義者の学習日記
通信制大学、資格取得、e-ラーニングなど管理人が挑戦した学習の記録です。

知的快楽主義者の備忘録Wiki
日々のITエンジニアとしての仕事や勉強の中で役立った知識をまとめています。

 人気ブログランキングへ  にほんブログ村 哲学・思想ブログへ 

↑ ↑ ブログランキングに登録しています。気に入って下さった方は出口がわりにクリックお願い致します!!

関連記事
スポンサーサイト

theme : 読むこと、学ぶこと、生きること
genre : 本・雑誌

comment

Secret

FC2カウンター
プロフィール

takemaster2009

Author:takemaster2009
FC2ブログへようこそ!

はじめまして。「爽快!読書空間」管理人のtakemasterです。
このブログでは、書評、映画の紹介を中心に皆様に「小さな感動」をお伝えしています。

ご意見・ご感想などございましたら、こちらにメールして下さい。↓↓↓
takemaster@livedoor.com

なお献本の方も大歓迎です!頂いた本は責任をもってご紹介させて頂きます。ご連絡頂きましたら、折り返し送付先等のメールを送らせて頂きます。よろしくお願い致します。

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村

レビュープラス
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
全記事一覧
最新コメント
最新トラックバック
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
スポンサードリンク
あわせて読みたいブログパーツ
twitter
twitter始めました! フォローお願い致します。
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。