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【書評】中島義道『孤独について―生きるのが困難な人々へ』文春新書

著者は自ら認めている通り、一般社会からみれば病的なほどの自己中心主義者で人間嫌いだ。
そしてこの本は、同じく不器用で生きる事が苦手な人々に対する著者からの「血のメッセージ」である。

著者は社会不適合者である自分が歩んできた苦闘の歴史を、まさに「血の言葉」によって自らの手で暴き出している。その内容は苛烈を極め、これまで出会ってきた知人や仕事関係者のみならず、親類縁者でさえ批判と糾弾の対象とし、傷付ける事も辞さない。

そして「明るく希望を持って生きよう」とする人達を「鈍感で欺瞞的な社会の多数派」と断じ、この多数派が支配する社会からの決別を自ら選択する道を示している。

著者の虚飾や欺瞞を排した剥き出しの言葉に身がすくむ思いがした。この本はきっと僕みたいな世俗や因習にまみれた人間が読むべきものではないのかもしれない。
しかしその一方で、自分は死という逃れられない人生の命題に真正面から向き合っているのか?もっと言えば真の意味で生きていると胸を張って言えるのか?と問い詰められた気がする。



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