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【書評】エマニュエル・トッド『「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告』文春新書

 フランス人の人口学・歴史学者によるインタビュー形式のノンフィクション。
 いかにもな刺激的なタイトルでドイツだけを悪者にしているようだが、実際はドイツを含むユーロ圏とアメリカが、失敗を直視しようとしない現実を痛烈に批判している。
 フランス人が、ヨーロッパ先進国の中でもドイツの例外性は特別だと主張し、フランス文化の寛容性がこれまでそれを直視するのを見過ごしてきたことを自虐的に反省しているのは珍しい。

 政治的に中立な立場から現代ヨーロッパが抱える問題を鋭く分析し、アメリカや日本を含むアジアの趨勢まで占っており、やや偏りすぎな意見とは言え、刺激的な読み物だった。

”国家とは何かということについては、その両義性を認め、マルキシズムの理に叶った部分に依拠しなければ、現在起こっていることは理解できません。
 国家は、一般意志の体現者にもなれば、支配階級の表現にもなるのです。”(p.177)

 それにしてもドイツを「人間の非合理性の集積地」「大きな病人」とまで表現するのはいかがなものか。



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