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【書評】齋藤毅『明治のことば』講談社学術文庫

明治時代からいろいろな新しい言葉が生まれたが、本書は社会生活にとって必要な言葉を、明治の先人が四苦八苦しながら作られた経緯を述べている。特にインフラにとって必要不可欠である外来語を、どのように日本語に嵌め込んで行ったのか?日本語は当時の万国に通用するのかという悩みから始まり、アメリカ“合衆国”と漢字を当てた意味。民主主義の概念を表す言葉など、外来語を如何に日本の中に消化する事により、維新変革から近代に至るまでの言葉の持つ意味の経過を含めての説明がなされてきたのか?

筆者が図書館関係者だけに、参考文献の中にある“単語”を引用して言葉の変遷を時代を追いながら説明していく部分が分かりやすく見事である。



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