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【書評】フランツ・フェルディナント『オーストリア皇太子の日本日記』講談社学術文庫

副題・明治26年夏の記録

オーストリア皇太子とはフランツ・フェルディナンド。少し前は同名のロックグループがあったが、こちらは非常に有名な、サラエボで妻と共に暗殺され第一次世界大戦の引き金となった人である。暗殺されたのは大正3年(1914)。日本に来たのは明治26年(1893)29歳の時だった。いろいろな国をめぐり自分の目でその政治文化風俗を確かめたかったためだと書いている。

エリザベート皇后由来のエリザベート皇后号という名の船で10ヶ月に及ぶ旅行の途中、日本記述の部分は7月29日から8月24日。母国オーストリアでは自由に出歩けたが、なんと日本の警戒のきびしいことよ、という記述も見られる。彼の来る2年前にロシアの皇太子(のちのニコライ2世)の大津暗殺未遂があったせいもあるだろう。

長崎ー熊本ー下関ー宮島ー京都ー大阪ー大津ー岐阜ー名古屋ー宮ノ下ー東京ー日光ー横浜 に寄っている。

日光へは上野から東北本線で来た様だ。夜の11時に着いたが人々が提灯をもって出迎えたとある。日光ホテルに泊まったとあるが金谷ホテルのことか。

皇太子はかなりな勉強家なのか、各地の記述で正確な歴史的事項が書かれている。本郷で入った芝居小屋の客席に火鉢がありキセルをとんとんするのでうるさいとか、記述は詳しく、当時の日本の風俗誌としても価値がある気がする。日本に対しては好意的な記述だ。



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