スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【書評】松木寛『蔦屋重三郎―江戸芸術の演出者』講談社学術文庫

蔦谷重三郎に興味があるのだけれど、彼に関する本で、今、手に入るものはすごく少ない。その少ない中で、手に入った数少ない本だ。

蔦谷の起業から全盛に至るまでの業績をざっと知ることができる。山東京伝、歌麿、写楽といった、蔦谷とセットで語られる作家以外の作家との仕事についても触れられており、蔦谷入門本にはなる。

ただ、出版人としての蔦谷について知りたい!と思って手に取ると、ちょっと物足りない。

著者自身が(おそらくは)蔦谷その人よりも浮世絵、出版論よりも美術論に興味があるため、浮世絵とその作家に関する記述に気合いが入りすぎ、蔦谷の本でありながら、蔦谷が時折おざなりになることがある。
また、浮世絵が好きであるがために、才能高い浮世絵師達を発掘した蔦谷をべた褒めしすぎて、「いや想像でそこまでいくとちょっと深読みしすぎでは?」と思うところがあるのも気になった。

どっちかというと、浮世絵について知りたい浮世絵初心者にお薦めかもしれない。
浮世絵に興味ある、でも漠然と見てるだけ、という人にとっては、蔦谷という軸で浮世絵作家の興隆を見ていくことで、江戸文化の流行の移り変わりや各作家の関係性がつかめるだろう。
実際、私は浮世絵とその作家に対する見方が整理されて、浮世絵を理解しやすくなった。



管理人のその他のコンテンツ

知的快楽主義者の学習日記
通信制大学、資格取得、e-ラーニングなど管理人が挑戦した学習の記録です。

知的快楽主義者の備忘録Wiki
日々のITエンジニアとしての仕事や勉強の中で役立った知識をまとめています。

 人気ブログランキングへ  にほんブログ村 哲学・思想ブログへ 

↑ ↑ ブログランキングに登録しています。気に入って下さった方は出口がわりにクリックお願い致します!!

関連記事
スポンサーサイト

theme : 読むこと、学ぶこと、生きること
genre : 本・雑誌

comment

Secret

FC2カウンター
プロフィール

takemaster2009

Author:takemaster2009
FC2ブログへようこそ!

はじめまして。「爽快!読書空間」管理人のtakemasterです。
このブログでは、書評、映画の紹介を中心に皆様に「小さな感動」をお伝えしています。

ご意見・ご感想などございましたら、こちらにメールして下さい。↓↓↓
takemaster@livedoor.com

なお献本の方も大歓迎です!頂いた本は責任をもってご紹介させて頂きます。ご連絡頂きましたら、折り返し送付先等のメールを送らせて頂きます。よろしくお願い致します。

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村

レビュープラス
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
全記事一覧
最新コメント
最新トラックバック
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
スポンサードリンク
あわせて読みたいブログパーツ
twitter
twitter始めました! フォローお願い致します。
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。