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【書評】次田 香澄 『とはずがたり(下) 』講談社学術文庫

瀬戸内晴美訳の「現代語訳とわずがたり」を読んだのですが、巻四、巻五の部分が抄訳になっていましたので、巻四、巻五の部分を読むためにこの本を購入しました。
一定のまとまりごとに、原文、現代語訳、注、解説、という形で構成されていますが、現代語訳と解説の部分のみ読ませてもらいました。
現代語訳の部分は、できるだけ原文に沿って訳してあるので、多少読みづらい部分もあるのですが、原文の雰囲気を感じながら読むには、いいかもしれません。
著者は、後深草院に寵愛されていたのですが、他にも三人ぐらいから言い寄られて、お相手をしています。心を通わせている人もいるし、立場上やむを得ずという人もいるし、熱心さに負けてという人もいるようです。
後深草院は、何人かについては、感づいて、嫉妬しつつも会ってきたらと寛容なところを見せたりもしています。
とはいえ、後深草院には、正室やら側室がほかにいますので、どの筋からの言いがかりかで、御所から追い出されてしまって、以前から望んでいた出家をしてしまいます。
出家ののちは、熱田神宮で写経をしたり、鎌倉まで足を運び、さらに善光寺までもお参りに行きました。
鎌倉では、御所での経験を買われ、御所風の衣装のアドバイスをしたりしています。歌会などにもよばれています。時代は、元寇の直後ぐらいです。
いったん京都に戻り、奈良の春日大社、伊勢神宮、二見ヶ浦などを訪れています。
しばらく間をおいて、今度は、厳島神社や四国へも足を延ばしています。
東国、西国への旅は、西行の旅を意識してのことのようです。
「とはずがたり」は日記文学と言われますが、『蜻蛉日記』と同様の強烈な印象を残す作品と思います。
この本を読んでいると、男女は、自由に番い会うのが普通なのかな、とか思ってしまいます。実際にそうしている方々もいるのでしょうけど。



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