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メグ・キャボット著 『サイズ12はでぶじゃない』 創元推理文庫


 東京創元社様より、メグ・キャボット著 『サイズ12はでぶじゃない』(創元推理文庫)を献本して頂きました。いつもありがとうございます。

 ディズニー映画「プリティ・プリンセス」の原作、ヤングアダルト向け作品のベストセラーシリーズ「プリンセス・ダイアリー」を世に送り出したメグ・キャボットの“アダルト向け”ミステリ小説です。

内容:主人公のヘザー・ウェルズはかつてティーンのアイドルだった元ポップスター。とある事情で全財産を失い、婚約者も失い、果ては住む場所さえ失う。
 そんなヘザーに救いの手を差し伸べたのは、元婚約者の兄で私立探偵のクーパー。ちょっとアウトローの雰囲気漂うイケメン。
 ふたりは微妙な同居生活を送っていますが、ヘザーはクーパーに恋をしている。しかし、クーパーはまったくそんなそんな素振りも見せない。
 そんなとき、ヘザーは友人からニューヨーク大学の副寮母の職を紹介してもらう。副寮母として正式にニューヨーク大学のスタッフとなった暁には、大学の講義が無料で受講できる上、大学の施設も(もちろんジムも)使い放題。年収がアイドル時代のコンサート一週間分というのは少ない気もするけど、文句はいってられない。
 そんな学生寮で働き始め、試用期間を3ヶ月過ぎた頃、事件が発生。なんと女の子がエレベーターシャフトで転落死する事故が起こる。
 当初、事故だとされていたこの事件に不審な点があることに気づいたヘザーは独自で調べはじめる。しかし、転落死以外の結果を導き出す証拠や怪しいモノは出てこず、やっぱり気のせいなのかと思っていた矢先に新たに同じように女の子が転落死する。
 これは絶対に怪しいとふんだヘザーは、同居人で私立探偵でもあるクーパーにも頼りながらさらに調査をする。
 すると、あやしい容疑者が浮かび上がってきた!!
 いよいよ容疑者と接近するヘザーとクーパー。しかし、そのヘザーの身にも危険は迫っていて・・・・
 転落死の真相は?犯人は誰なのか?ヘザーとクーパーの関係は?最後までドキドキする展開、少々太めの元アイドルが大奔走!

感想:ラブコメディーとミステリを足して2で割ったような感じです。主人公のバックボーンにはまったく共感できない(元アイドルに共感できる人なんてそうそういないだろう)けれど、サイズ12(日本では15号くらい)を「アメリカ人女性の平均的サイズなのだ」と言い聞かせ、必死に自分の体型をごまかそうとしている姿は、世の中のどんな女性にも共感できるところだと思いますw特に、体型を気にしてウォーキングとかしているけれど、その割りに高カロリーのものを食べてしまうところなんかはダイエット中の自分を重ねましたw
 そして、そんな体型や学歴、男性遍歴を気にしながらも思いを寄せる人にアプローチをし続けるヘザーには頭が下がる思いです。日本人だと「どーせこんな体型だから」とかなんとかで即諦めがちなところがありますよね。そして、恋愛以外の行動力にも脱帽w
 自分の身が危ないときでも人をかばえるのは、本当に勇気を持った人にしかできないことだと思います。
 ヘザーのコンプレックスを抱えながら、様々な苦難に立ち向かい前進することをやめない姿勢はとても勇気をもらえます。
 世のすべての女性にオススメするミステリ小説です。

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フィッツ=ジェイムズ・オブライエン著 大瀧啓裕訳 『金剛石のレンズ』 創元推理文庫


 東京創元社様より、フィッツ=ジェイムズ・オブライエン著 大瀧啓裕訳 『金剛石のレンズ』 (創元推理文庫)を献本していただきました。いつもありがとうございます。

 19世紀半ばのアメリカで活躍し、偉大な足跡を残した夭折の天才オブライエンの作品の短編集です。
 本邦初訳を含む14編を収録した大ボリュームの作品集です。

内容:表題作「金剛石のレンズ」
 主人公は少年時代に顕微鏡の世界に魅せられ、その世界に没頭していく。大学も両親から離れ自由に顕微鏡に集中するために遠方の医学部を進学し、講義には出ずに朝から晩まで顕微鏡を覗く毎日。
 親からの仕送りもすべて顕微鏡に注ぎ込み、狂ったように顕微鏡を覗き続ける。
 中には、高度な専門技術を要する顕微鏡もあったが、新しい世界を見たいという執念と努力で1年という短期間でそれらも独学で習得してしまう。
 行き着くところまで行き着いた主人公は、さらに精巧な顕微鏡で新たな発見をしたいという欲望を持つ。
 そんなときに、隣人で友人の男からある霊媒師のことを聞き、「もしかしたら・・・」という気持ちでその霊媒師の元をたずねる。
 霊媒師のもとにやってきた主人公はある高名な顕微鏡学者の霊を呼び出してもらい自分が新たな発見をできるのか、またその発見をするにはどういった顕微鏡が必要なのかなどを聞き、いよいよその霊媒師の言葉を信じるが、新しい顕微鏡にはとてつもなく大きなダイヤが必要と言われたことから、「土台無理な話だったのだ」と自分の欲求が満たされないことに落胆しながら帰宅する。
 霊媒師のことを教えてくれた友人のところへ報告がてらに遊びに行くと、どうやら様子がおかしい。ダイヤのくだりまで話して聞かせると突然怒り出し、落ち着きなくこちらを伺うようにしている。ますますもって怪しい、これはダイヤを持っているに違いないと踏んだ主人公はそのダイヤを手に入れようと企む。
 主人公はなんとか友人をなだめワインをたらふく飲ませて正体を失うまでにした。そこから自殺に見せかけて友人を殺し、誰からもなんの疑いをかけられることなく、まんまと大粒のダイヤを手に入れる。
 そのダイヤをレンズに加工し、そこから覗いた世界には何が待っていたのか。そして彼のたどる運命とは??幻想科学の傑作!!
 他「チューリップの鉢」「あれは何だったのか」「失われた部屋」「墓を愛した少年」「世界を見る」「鐘つきジューバル」「パールの母」「ボヘミアン」「絶対の秘密」「いかにして重力を克服したか」「手妻使いパイオウ・ルウの所有する龍の牙」「ワンダースミス」「手から口へ」14篇収録。

感想:現実とファンタジーが違和感なく混在している小説だと感じました。もちろん作品ごとに魔法がメインであったり現実の科学の世界がメインだったりと様々ですが、現実の世界からスムーズに幻想世界・魔法の世界へと入り込める作品ばかりでした。
 割と短めの短編が粒ぞろいで14篇も収録されているので、読書が苦手という方にも読みやすい構成になっていると思います。時間がない人にもいいかもしれません。
 夏の暑さにげんなりしているときにオススメな、ちょっとホラーの要素も入った短編集です。ぜひ一読してみてください。

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雑誌『フォーリン・アフェアーズ・リポート2010年7月10日発売号』

 レビュープラス様より、『フォーリン・アフェアーズ・リポート2010年7月10日発売号』を献本して頂きました。いつもありがとうございます。

 雑誌『フォーリン・アフェアーズ』は、1922年ニューヨークの外交問題評議会(CFR)によって創刊された外交専門誌であり、国際政治、国際経済、グローバル経済の専門家による優れた論文を集めた雑誌です。

 2010年7月号では、今や金融超大国へと発展を遂げた中国が、国際経済の中で今後どのような投資を行っていくのかを論じたケン・ミラーの論文をはじめ、信用格付け会社が市場にもたらした影響、特集1では米企業が国際進出にあたって取り組むべき課題としての女性の雇用問題、バングラデシュの貧困層を対象に、少額の無担保融資(マイクロクレジット)による経済・労働支援活動によってノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスのインタビュー、アフガン情勢に安定をもたらす為に、部族文化の本質を分析したセス・ジョーンズの論文など、ロシア・中東諸国に焦点をあてた特集が組まれています。特集2では北朝鮮外交に焦点をあて、北朝鮮に対する強気な外交戦略が提唱されています。

 2010年7月号で私が一番注目した記事は、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌスのインタビューです。バングラデシュの貧困層を対象に、少額の無担保融資(マイクロクレジット)による経済・労働支援活動を行うユヌス達のグラミン銀行に対しては、懐疑派からの様々な批判が相次ぐが、ユヌスは一貫してその成功のチャンスに賭けることを主張します。そしてユヌスは自らの考えの延長として、それまでのお金を稼ぐことを前提とした資本主義企業に対して、自らのビジネスを「人々のためになることをするビジネス」、「ソーシャルビジネス(社会派ビジネス)」として対置しています。マイクロクレジットによって貧困を脱し、教育を受ける機会に恵まれた学生たちに対し、「職探し」ではなく、「雇用創出」という観点から世界を見て欲しいと語る彼の言葉には、現代の日本にも通じるものを感じました。(なお、以前ご紹介したムハマド・ユヌスに影響を受けカンボジアで地雷除去及び、少年兵の社会復帰プログラムを行うNPO法人テラ・ルネッサンスの活動を描いた『鬼丸昌也さんの挑戦 テラ・ルネッサンスⅡ』(『心を育てる』感動コミックVOL.6)も併せてお勧め致します。)

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ツイッター時代の人脈力:雑誌『COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)2010年8月号』

 毎回、多くの人々の注目をあつめる最新のテーマを取り上げ、そのテーマ国際的な視野から多角的に扱ってきた国際情報誌『COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)』。その2010年8月号の特集テーマは、大ヒットコミュニケーションツール「ツイッター」(twitter)に象徴される新たな「人脈力」の出現です。

 以前ご紹介した2010年2月号(リンク先:書評)で詳細に取り上げられていたように、アメリカで始まったtwitterは、オバマの政治的スローガンの共有に大きな役割を果たし、それが政権の支持獲得へとつながったと言われています。日本でも鳩山由紀夫前総理をはじめ、多くの政治家・著名人がtwitterに登録していることが、しばしば話題にのぼるようになりました。

 このことからもわかるように、twitterは140文字の文章(ツイート)を発信するという大変シンプルなシステムでありながら、数百万のフォローワーをもつ著名人であれば、その発言が起こす影響力は計り知れないものとなります。さらに日本でtwitterが、iPhoneの普及と併せて爆発的に広まったことから、その情報の質もより、即時的かつ具体的であると言えるでしょう。つまり、twitterは既存のコミュニケーションツールを越えて、ツイートをする個人の日常を、多くの人々に見てもらう場としての役割を果たすようになってきています。

 私自身、twitterをはじめてから、それまで知り合う機会の無かった多くの方と知り合うことができ、またリアルタイムならではのつぶやきの数々に、普段は気づかない多くのことを教わり、その凄さを実感しているところです。(IDは@takemaster2009です。お気軽に遊びにいらして下さい。)

 さらに8月号では、COURRiER Japonが独自に、世界各国の政治マニフェストを検証した上で、現在の日本が抱える政治問題(高齢化、法人税の削減、米軍問題と国防、少子化対策、教育の国際化、未婚問題、直接民主主義)について非常に先進的な議論を提案しています。民主党による政権交代に沸いた昨年からの流れを振り返ると、これらの問題が与党の交代という変化だけでは、決して解決しないことを身に染みて感じているだけに、非常に参考になる記事でした。

 twitter、日本の政治、海外から見た日本を重点的に扱った『COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)2010年8月号』でしたが、日本の今後を考える上で非常に参考になる内容ばかりでした。是非、皆さんにも読んで頂き、ご意見をお聞きしたいです。お待ちしております。

*この記事は、レビュープラス様のレビューコンテストに参加しております。いつもご覧になって頂きありがとうございます。


バックナンバー:

アップルが、世界を変える。:『COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)2010年7月号 』

“貧困大国の真実” 『COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)』 2010年3月号

“次の、ITライフ。” 『COURRiER Japon(クーリエ・ジャポン)』 2010年2月号

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嫁から見た『借りぐらしのアリエッティ』

 ファンであれば待ちに待ったスタジオジブリの最新作です。
 原作はメアリー・ノートンの「床下の小人たち」、監督は米林宏昌です。
 キャスティングにはそうそうたるメンバーが配されています。
 主人公のアリエッティには期待の女優・志田未来、アリエッティと出会う少年・翔にはジブリ作品3作品目の登場となる神木隆之介、他にも大竹しのぶや藤原竜也、三浦友和、樹木希林と多くの俳優がキャスティングされています。
 また、主題歌を歌うのはフランス生まれのケルト民族音楽歌手兼ハープ奏者のセシル・コルベル。言語に興味を持っていて数カ国の言語で各国を渡りながら音楽活動を行っている方です。

あらすじ:「人間に見られてはいけない」・・・床下で人間の世界から少しずつモノを借りてきて生活している小人たち。彼らは<借りぐらし>とその生活をよび、人間達に見つからないように用心深く生活をしていて、その生活の中には<魔法>などは存在せず、必要なものを必要な分だけ人間の世界から借りてきて原材料は自分達で確保し、それらを工夫・加工して暮らしている。
 ある日、小人のアリエッティ一家が借りぐらしをしている家に翔という少年が一週間だけやってくる。彼は心臓が弱く、近々手術をするために静かな祖母の家へ療養にやってきたのだった。
 彼は、忙しい母から聞いたことのある小人の存在を知ると、接触しようと何度も試みる。その過程で、祖父も小人がいたと話していたことをしり、寝室においてある精巧なドールハウスはその小人達のために作られたものだった。
 その事実を知って、ますます小人たちとの接触を試みる翔だが、小人達を捕獲しようと画策している人物もいて・・・
 一方、翔に見つかってしまったアリエッティは、自分のせいで家族全員が今の住み慣れた家を捨てて新しい住まいを探さなくてはならなくなったことに責任を感じていた。そんな中、大事件が起こる。
 翔とアリエッティの関係は?大事件が引き起こすアリエッティ家族の行く末は??

感想:体長10センチのアリエッティの側から見る人間の世界は、すべてが大きくとても立派に見えます。人間から見るアリエッティたち小人の世界はとても小さく、人間と同じものを使っていてもまるで魔法でも使っているかのように見えます。それがうまく描かれていて、さすがはジブリといったところでしょうか。全編を通して描かれている映像美は「ハウルの動く城」を彷彿とさせる部分もあります。
 私自身、幼い頃にドールハウスを見ては「小人はいるはずだ」なんて思っていたものです。そういった観点からいえば、「となりのトトロ」にも通じる「この生き物はまだどこかにいるかもしれない」という期待感が生まれる作品ともいえます。アリエッティの言葉を借りれば「人間達が知らないだけで私達の仲間(小人達)はたくさんいる」のかもしれないですもんねw
 大人になると忘れてしまう小さい頃にみた夢を思い出させてくれる作品でした。

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木村耕一著 『まっすぐな生き方』 1万年堂出版


 1万年堂出版様より、木村耕一著『まっすぐな生き方』を献本して頂きました。ありがとうございます。 
 本書は、富山県出身のエッセイスト木村耕一が綴る、歴史上の人物から学ぶ人生の歩み方をまとめた本です。

内容: はじめに、「平家物語」の一説を現代語訳であげ、難しい仏教用語などもその都度注釈で説明している。
 その親切さは全編を通してみられ、誰にとっても(極端にいえば中学生でも)理解できる内容にまとめられている。
 「平家物語」からはじまり、世界最大の漢字辞典として有名な「大漢和辞典」を編纂した諸橋轍次・鈴木一平、藩の財政改革を成功させた上杉鷹山、名軍師と名高い諸葛孔明、日本サッカーの父として有名なクラマー、群雄割拠の戦国時代に名を馳せた武田信玄、豊臣軍きっての軍師で徳川の世においてもその地位を不動のものにしていた黒田如水とその息子の長政、日本人初の南極探検をはたした白瀬矗、戦国の覇者徳川家康、戦国武将であり城造りの名人でもある加藤清正、幕末の風雲児・坂本竜馬、世界の発明王エジソン、菩薩の化身とたたえられた法然上人、源氏武将の熊谷直実、「米百俵」の小林虎三郎、世界の本塁打王・王貞治、忠臣蔵の赤穂浪士、東京オリンピックで銅メダルを獲得した円谷幸吉、英国の文豪・モーム、幕末討幕運動の指導者・高杉晋作、小鳥の小さな命を助け続けた高橋達志郎、大正・昭和を代表する作家・武者小路実篤、武者小路の言葉に影響を受けた「さくら道」を作った佐藤良二と多くの人物をあげ、その人物のちょっとしたエピソードをまとめて掲載している。
 どのエピソードも「因果応報」「善因善果、悪因悪果、自因自果」ということを念頭にまとめられていて、いかに生きようともその生き方はいいことでも悪いことでもすべて自分に返ってくるということが描かれている。
 間にあるキレイな風景の写真や、書家木村泰山の14の書がまたいい閑話となっている。
 ただひたすらに自分の信念のもとに生き抜いた先達の教訓から、現代に生きる人々すべてに通じるメッセージをまとめた一冊。

感想: 多くの歴史に名を残す人物達のエピソードは、それを読んでいるだけでも楽しいものですが、そのうえ後悔しないための生き方を学べるのは一石二鳥です。
 全体的にしつこいくらいの「因果応報」が描かれていますが、それは現実にもつねに起こっていることで、あらためて読んでみると実感することばかりでした。
 小さい頃には当たり前に「いい行いをすればいいことが、悪い行いをすれば悪いことがおこる」と周囲からは言われていたし、自身でもよく理解していたように思うのですが、大人になるとどうもその部分を忘れがちになるようです。それは、現代の世の中全体にいえるのではないでしょうか?
 例にあげられた人物はみな素晴らしい方ばかりで、そんな方を見本に一般人に生き方を指南されても・・・と思っていましたが、その生き方こそが彼らを<一般人>で終わらすことなく歴史上に名を残す人物にまでしていったのがこの本を読んでわかる気がしました。
 日本自体が行き詰まりを見せているように感じる今日この頃ですが、その原因はどこにあったのか過去を探り、その結果から未来に何を残すのか・・・自分自身を見つめなおすのにもぴったりの本です。

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元永定正作 『しろろん くろろん』 福音館書店

 「こどものとも0.1.2.えほん』シリーズの作品です。

内容:いろんな形に塗り分けられた色がでてきます。対比がしやすいように一度の場面で登場する色は2色に限定されていて、その色の名前を歌のようにちょっともじって(例:しろろん むらさききんらんらん等)描かれてます。形もはっきりとどういった形というわけでなく、幾何学だったり楕円だったりと様々です。
 色の名前を認知するにはいいきっかけになる絵本です。

感想:厚手の紙を使用した絵本で、音と絵のインパクトがだいぶ強い作品です。色の名前を覚えるにはいいきっかけになると思います。歌を歌っているように節をつけて読み進めるのもいいかもしれません。
 色を指差しつつ名前をいっていくと、娘も同じように指差し何か言いながらページをめくるので、まだ認知していないかもしれませんが、楽しみながら色を学べるのはいいと思いました。

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田島征三作 『こやぎがめえめえ』 福音館書店


 「こどものとも0.1.2.えほん』シリーズの作品です。

内容:絵の具で描かれたようなタッチのイラストでこやぎが描かれています。こやぎの鳴いているところ、フンをしているところ、さんぽしているところなど様々な場面が切り取られていて、動きのある作品です。

感想:小さなこやぎが野原をぴょんぴょん跳ね回って遊んでいる姿がとてもいきいきと描かれていて、とてもかわいい作品です。
 こやぎがおっぱいをのんでいるところも、とても柔らかい雰囲気で描かれていて素敵な絵本です。
 最後まで読み終わったらまた最初に戻ってループしつつ読んでもまったく違和感がない絵本です。
 娘はこやぎが跳ね回っている場面がとても好きらしく「ぴょん」というたびに娘も跳ねますw

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なかえよしを作 上野紀子絵 『ねずみくんとかくれんぼ』 ポプラ社


 『ねずみくんのチョッキ』が大人気の「ねずみくんの絵本」シリーズの作品です。

内容:ねずみくんとねみちゃんは仲良くおさんぽをしています。
 空には太陽があってとってもいい天気。だけど、雲がでてきてお日様がかくれんぼ。ねずみくんたちもかくれんぼすることにします。
 さてさて、みんなはどこに隠れるのかな?鬼になったねずみくんががんばってみんなを探します。ねずみくんはみんなを探し出すことができるでしょうか?

感想:隠れる<場所>が描かれていないかくれんぼの絵本ってはじめてみました。いくらシンプルがウリのこのシリーズでも、かくれんぼをテーマにしているわけだから木や家くらいはでてくるのだろうと思っていたのですが、そんなことはなく。さて、いったいどこに隠れたのでしょうか?
 ねずみくんがみんなをみつけるきっかけになることもなるほどと思わせるところがありました。大人の目から見てもちょっとした発見のある絵本です。

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なかえよしを作 上野紀子絵 『ねずみくんのプレゼント』 ポプラ社


 『ねずみくんのチョッキ』が大人気の「ねずみくんの絵本」シリーズの作品です。

内容:大好きなねみちゃんの誕生日にねずみくんは大きな風船をプレゼントします。その大きさはねずみくんの気持ち。
 ねずみくん以外にも様々な動物達がいろんなものをねみちゃんにプレゼントしていきます。そのあいだにねずみくんの大きな風船はだんだんしぼんできて・・・・
 最後にちょっとしたサプライズのある絵本です。

感想:今回はねずみくんが実は結構なヤリテだったということが判明しましたwまさか誕生日のプレゼントに仕込みをするとは・・・恐るべしねずみくんw・・と大人の目線から見るとやや斜め方向に読んでしまう内容にも思えますが、純粋に相手を喜ばせようと知恵をしぼったねずみくんってエライ!とも感じました。
 娘に読み聞かせしていると、大きな風船がしぼんでいくうちに彼女の興味の示す先が最初はその大きな大きな風船だったのに、他の動物たちが出してくるプレゼントに変わっていくのが本当におもしろかったです。
 最後のサプライズは親子で笑顔になれるプレゼントでした。

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takemaster2009

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はじめまして。「爽快!読書空間」管理人のtakemasterです。
このブログでは、書評、映画の紹介を中心に皆様に「小さな感動」をお伝えしています。

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なお献本の方も大歓迎です!頂いた本は責任をもってご紹介させて頂きます。ご連絡頂きましたら、折り返し送付先等のメールを送らせて頂きます。よろしくお願い致します。

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