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ジャニータ・シェリダン著、高橋まり子訳 『金の羽根の指輪』 創元推理文庫


 東京創元社様より、ジャニータ・シェリダン著、高橋まり子訳『金の羽根の指輪』(創元推理文庫)を献本して頂きました。いつもありがとうございます。

あらすじ: ある日、ホノルル在住の作家ジャニス・キャメロンは、親友の新聞記者ステファニー・デュガン(スティーヴ)から、古い友人でありマウイ島で牧場アロヒラニを営むドン・ファーナムに関する奇妙な話を聞かされる。その晩、マウイのハワイ人の青年エオレから怯えた声で電話を受け取ったジャニスは、ドンの行方を探りにマウイ島へと向かう。

 ジャニスは、空港でドンの新妻レスリーと同行することになるが、アロヒラニに到着早々、電話の青年エオレは瀕死の重傷で発見され、謎の死を遂げる。さらにアロヒラニには、ドンのいとこであるハワードとその妻イーディス、近隣の土地の所有者デニスが待ち構えており、ドンの行方不明を理由にレスリーの手から牧場を奪おうと画策していた。

 ハワイ語を巧みに操るジャニスは、中国系の義理の妹リリー・ウーと合流し、レスリーを励ましながら、独自にドンの行方を捜索し始めるが……

 ハワイを舞台にジャニスとリリーの活躍を描いた〈ジャニス&リリー〉シリーズ第三弾。

レビュー: 本書で一番印象に残ったのは、なんといっても主人公ジャニスと中国系のリリー、ドンの新妻レスリー、新聞記者のスティーブが見せる女たちの絆です(さらに、ハワイにつかの間の観光旅行に来た女性、バッシー・ワトソンも脇役ながらジャニスに重要な情報をもたらし、大団円にも参加するという意味でここに加えてもいいかもしれません)。 

 妹の急病の為、里帰りから戻ったばかりのレスリーを待っていたドンの行方不明という衝撃とドンの農場を付けねらうハワードとイーディスの執拗な嫌がらせ、それに気丈に立ち向かいながら、ドンの行方を探っていく彼女たちの積極的な姿が印象的でした。

 またオワフ島を舞台にした本作品は、ハワイならではの仕掛けも多く盛り込まれています。主人公ジャニスは、ハワイの口頭伝承を専門にした大学教授を父に持ち、自身もハワイで育ったことから、ハワイ語に堪能であり、現地のハワイ人との交流を通して、事件解決の糸口を探る上で大きな役割を演じていきます。題名「金の羽根の指輪」が示すように、行方不明のドンは、ハワイの首長(アリイ)の後継者であり、隠された首長の墓というハワイの伝説も意外な役割を演じています。
 第四作 “THE WAIKIKI WIDOW”は未邦訳とのことですが、刊行が楽しみな作品です。

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スーザン・プライス著 金原瑞人/中村浩美訳 『500年の恋人』 創元推理文庫


 東京創元社様より、スーザン・プライス著、金原瑞人/中村浩美訳『500年の恋人』(創元推理文庫)を献本して頂きました。いつもありがとうございます。

 イギリスの二大児童文学賞のひとつであるガーディアン賞に輝いたタイムトラベルファンタジー傑作『500年のトンネル』の続編です。

前作(『500年のトンネル』)のあらすじ: 21世紀の私企業FUPは、最先端テクノロジーと巨額の資金を注ぎ込んで極秘のプロジェクトを推し進めていた。その名は“タイムチューブ”―一種のタイムマシンだ。その開発目的は16世紀の豊富な天然資源を手に入れることである。

 首尾よく“チューブ”の完成にこぎつけ、16世紀にチームを送り込み計画は順調にすすむかにみえた。しかし、16世紀の辺境地方はイングランド王の統治もスコットランド王の統治も及ばない無法地帯で、略奪行為を生業とする氏族がいくつも存在し、互いに盗み合い、殺し合うのが日常となっていた。そんなところに21世紀の珍しい品を携えて乗り込んでいった調査チームは格好の標的となり、資源確保の計画は頓挫してしまう。

 なかでもとくに手に負えない氏族が、悪名高いスターカーム一族である。21世紀からやってきた人々を「エルフ」と思い込み、「エルフ」のもたらす贈り物を嬉々として受け取りながらも相変わらず襲撃と明け暮れている。

 そんな中、スターカームの族長の一人息子ピーアが、宿敵であるグラネム族との戦いで瀕死の重傷を負う。FUPのスタッフとしてスターカームのもとに滞在し、ピーアと愛し合うようになったアンドリアは恋人の命を救うために彼を強引に21世紀の病院へ連れて行ってしまう。

 プロジェクトの遅れに苛立つFUPの重役・ウィンザーは、ピーアが手の内にあるのをいいことに、スターカームとの交渉を有利に進めようと考えるが、それに激しく抵抗するピーア。両者の間を必死に取り持とうとするアンドリアの努力もむなしく、結局武力衝突に発展してしまう。

 争いは現代のテクノロジーを過信し、スターカームを見くびり続けたFUP側の敗北で戦いは幕を閉じ、プロジェクトの撤退を余儀なくされる。FUP側のスタッフとして16世紀にきていたアンドリアも16世紀の世界で生涯を終える決心はつかず、恋人と離れ離れの―別々の世界で生きることを選ぶ。

本作(『500年の恋人』)のあらすじ: “チューブ”は閉鎖され、FUPを去ったアンドリアは、パブで忙しく働きながら16世紀に生きる愛するピーアを忘れられずにいた。
 アンドリアが忙しく働く店に、ある日その愛するピーアがあらわれる。自分の目を疑い何度も確認するが、間違いなく彼だ。

 「ピーア!?あなたなの!?」 

 とうとう我慢できずに声をかけたアンドリアだが、彼はまったく彼女のことを覚えていないようだ。

 何かがおかしい・・・。プロジェクトは中止になり、“チューブ”も閉鎖されたはずだ。しかし、彼は間違いなくピーアだ。

 混乱する頭で必死に考えている彼女に、今度はよく見知った声が「また働かないか?」と持ちかけてきた。ウィンザーである。

 ウィンザーはプロジェクトを再開させ、前回の16世紀において最悪にまで悪化したスターカームとの関係を、別次元でゼロから築き直すことにしたのだった。

 アンドリアが21世紀で出会ったピーアは、彼女の知るピーアとは姿形・考え方・性格まですべて“愛したピーア”と同じであるが、あくまで別人だった。

 ウィンザーに再度プロジェクトに加わるよう誘われたアンドリアは「何か裏があるのでは?」と思いながらも、愛する人との関係をまたいちからやり直せるという誘惑に負けてしまう。

 新しい16世紀のピーアはなんと宿敵のグラナム族の娘と結婚することが決まっていた。辺境地方に平和をもたらす手段としてウィンザーが強く勧めたらしい。しかし、その結婚式の夜になんとスターカームの族長にしてピーアの父が何者かに殺されてしまう。

 グラナム族の仕業だと信じて疑わないピーア。父の暗殺からさらに2人殺され、スターカーム族の怒りと憎しみは頂点に達し、「辺境地方の平和」はあっという間に崩れ去る。

 アンドリアとピーアの関係は?ピーアとグラナム族の娘の運命は?そして血で血を洗う争いにまで発展したこの事件の行き着く先とは?

 ノンストップで繰り広げられる争いとその裏に渦巻く陰謀、離れ離れになっている恋人たちの運命は!?
 タイムトラベル・ファンタジーの決定版!

感想: 16世紀にいった21世紀の同じ人間が別種族の「エルフ」として信じられているという設定がおもしろいです。その設定に当初は「言語は16世紀も21世紀も同じじゃないのか?外見の違いも無いのではないか?16世紀の人間は何をもって21世紀の人間を別の種族と思い込むことができたのか?」と謎だらけでしたが、同じ言語でもなまりがひどく、言語解釈も500年のあいだでかわるものがあるということで納得。外見も「エルフの技」という一種の術のようなものだといってしまえば、21世紀のテクノロジーは16世紀の人間にはさぞ魔法のようにみえたろうから、そういわれて疑うものはいないだろうとこれまた納得。

 「エルフ」というと私的に妖精的な要素がイメージとして強いので、そんなイメージで本書は読めないと実感しました。だって、「エルフ」といわれているのは現代人そのものですから。

 アンドリアの女性的な面(優しさ・包容力・嫉妬など)が強く出ていて、同じ女性からみても“ちょっと恐い”と思う場面も少なからずありますが、16世紀と21世紀での女性の立場に明確な差があるということを非常に強く描いているという印象も受けました。

 新しいタイムトラベルの視点で描かれた作品だと思います。

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F.W.クロフツ著 霧島義明訳 『フレンチ警部と毒蛇の謎』 創元推理文庫


 東京創元社様より、F.W.クロフツ著、霧島義明訳『フレンチ警部と毒蛇の謎』(創元推理文庫)を献本して頂きました。いつもありがとうございます。

 F.W.クロフツ作品の最後の未訳長編ミステリーです。

 この小説の主人公は、ある程度の地位と名誉と財産を持っている、いい年したおじさまです。そして、ミステリー小説にありがちな“主人公が探偵役”ではありません。むしろその逆。そこがこの本の珍しいところでもあります。

あらすじ: ジョージ・サリッジはどこにでもいる普通の中年男性。動物園の園長をしていて、その仕事のおかげである程度大きな住居とそれにかかる光熱費を無償で与えられている特権もある。美しい妻と暮らし、世間一般からみれば順風満帆の人生にみえる。

 仕事に関しては、動物園の園長として、斬新な展示方法を実現するなど改革にも力を注ぎ、従業員からも信頼され、それなりにうまくやっているが
、問題は家庭にある。一見普通の、むしろ裕福とさえ見える待遇の生活をしているが、身分違いでも必死になって得た美しい妻は、その生活にすら満足せず、常に不平不満ばかりで顔を合わせば口論ばかりしているような現状だ。そんな家庭のストレスからか手を出した博打にはまってしまい、しまいには負けが続いて借金で首がまわらなくなる始末。それでも、このどうしようもなく閉塞感で充満している現状も、もうすぐ余命の尽きるであろう叔母の遺産で万事解決!するはずだったのだが・・・。

 自身の妻への愛情がつきかけているときに偶然知り合った女性は、特別な美人ではないけれどとても心安らぐ人で、どうしようもなく惹かれてしまう。博打はやめられず、愛人まで作ってますます首が苦しくなってきてしまう。そんなとき叔母が亡くなり、喉から手が出るほどに欲していた遺産がようやく手に入る。しかも、今後遊んで暮らしていけるほどの大金だ。相続するため、担当の弁護士のところへ事務手続きをしにいくと、何やら弁護士が言いにくそうに言葉を発した。

 「お金はすべてないんです。私がすべて使ってしまいました。」

 目の前が真っ暗になったジョージに、その弁護士が提案した儲け話は自分の叔父を殺して自身が叔父の遺産を相続し、その遺産からジョージにお金を返すということだった。しかもその殺人計画にはジョージの協力がいるという。

 なんとも自分勝手な話であり、人殺しの片棒など担いでたまるかと憤慨するジョージだったが、あらためて自身のおかれた状況を考えてみると、金策したところでにっちもさっちもいかない状況で、明日自分が首を吊ってもおかしくない状況である。

 結局、ジョージは協力することを承諾してしまい・・・。

 人生の崖っぷちに立たされた男が犯罪に手を染める過程と、その後の人生を多くの小説では脇役にされる“共犯者”という立場から描いた作品。

感想: 視点がとてもおもしろい作品でした。

 動物園の園長で、その仕事においては才能あふれ認められている主人公ジョージの転落ぶりがものすごいです。

 そして、夫婦仲の不和がここまで人の人生をめちゃくちゃにするものなのかと、自身も結婚している身なのでちょっと不安になったりもしました。

 動物園を描いている場面では、描写がものすごく細かくてリアルに描かれており、動物園の裏側をみたような気持ちになります。作者が念入りに取材していたことのあらわれでしょうか。また、トリックを解説する段では、図柄を用いてイメージしやすいよう工夫されていました。

 最後の結末が、私としてはちょっと納得の行かないものではありましたが、共犯者視点で描かれた作品を読んだのは初めてだったので、とても新鮮でした。

 探偵役が謎を解くだけのストーリーに飽きてきた方にはオススメな作品だと思います。

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嫁が観た『GOEMON』


 『CASSHERN』で一躍有名になった紀里谷和明監督の作品です。3年の時間をかけ、誰もが知っている戦国時代という時代背景をまったく違う世界のように作り上げ、その世界で生きる人もまた今までの戦国時代という既成概念を破壊する美術と衣装で彩られ、時代劇とはとてもいえない作品です。

あらすじ: 1582年、天下統一を目指した織田信長(中村橋之助)が本能寺で明智光秀に暗殺される。しかし、信長の右腕であった豊臣秀吉(奥田瑛二)によって光秀は討伐され、秀吉はその功績により信長の後を継ぎ、豊臣政権を樹立。

 世は火種を残しつつも、ひと時の平和を謳歌していた。とはいえ格差は広がり、景気は悪く、民衆の生活は一向に楽にはならない。そんな鬱屈した世間に彗星の如く現れたのが天下の大泥棒・五右衛門(江口洋介)。

 超人的な身体能力を武器に金持ちから多くを盗み、貧しきものに分け与える英雄に庶民は熱狂していた。

 ある夜、五右衛門は盗みにはいった邸宅で財宝の中に南蛮製の箱を盗むが空箱と知り、屋根から放り捨ててしまう。

 翌日、行動を共にしている猿飛佐助(ゴリ)から石田光成(要潤)が霧隠才蔵(大沢たかお)を使い血眼で例の箱を捜していることを聞いた五右衛門は、貧民街で箱を見つけるとその後を才蔵と服部半蔵(寺島進)が追ってきた。石田光成が才蔵を、徳川家康(伊武雅刀)が半蔵を使いどうしても手に入れたいその箱には、信長暗殺の重大な秘密が隠されていた。

 衝撃の事実を知った五右衛門は単身大坂城に乗り込むが、思いがけずかつてほのかに恋心を抱いた相手・茶々(広末涼子)に再会する。

 それぞれの思いが交錯しながら壮絶な戦いへの火蓋は切って落とされた・・・・

感想: 「時代劇が観たいな~」と思って観れる作品ではありません。正直、“時代劇”からこれほど離れた作品もないと思います。

 登場人物の設定や、時代背景に戦国時代を使っただけで、それ以外はまったく別物といっても過言ではないでしょう。

 そして、主要キャスト以外の端役に豪華キャストが出演しているのにも驚きです。昨今のドラマで一躍時の人となった佐藤健や戸田恵梨香、名脇役としても有名な小日向文世、そのほか本当にチョイ役と思われるところにかなり豪華な方々が配されていますw

 CGを使った映像美、きらびやかな衣装にも目を奪われる作品です。邦画のイメージを変えるおもしろい作品でした。

 ラストシーンもまさに衝撃!ぜひご覧ください!

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嫁が観た『トランスフォーマー~リベンジ~』


 『トランスフォーマー』の続編です。前作同様マイケル・ベイ監督の作品です。

あらすじ: オートボットとディセプティコンの熾烈な戦いから2年、サム・ウィトウィッキー(シャイア・ラブーフ)の生活は普通の平均的なティーンエイジャーに戻っていた。

 大学進学を期に慣れ親しんだミッション・シティを出ることになったサムは、新天地での期待と不安、彼女であるミカエラとの未来に頭を悩ませつつ平和に暮らしていた。

 そんなある日、サムはクローゼットにしまっておいた服のなかから2年前の激戦でメガトロンを倒した“キューブ”のかけらを発見する。そのパワーは家の中のあらゆる金属物をトランスフォーマー化してしまうほど強力で、そのかけらに触れたサムの体には以前は無かった異変が生じる。“キューブ”によってある情報がサムの体に刷り込まれたのだ。

 一方そのころ、地球に残ると決めたバンブルビー他のオートボットたちは前回共に戦ったレノックス(ジョシュ・デュアメル)やエップス(タイリース・ギブソン)ら歴戦の兵士とともに世界に散らばるディセプティコンを掃討する精鋭部隊となり日々戦っていたが、国家安全顧問を名乗るセオドア・ギャロウェイ(ジョン・ベンジャミン・ヒッキー)によってその組織の存続が危ぶまれていた。

 大学に入り、新しい生活を始めたサムには友人もでき、いいスタートがきれたようだった。しかし、突然強烈な幻覚に惑わされるようになり、苦しむサムだったが、次第にその幻覚はあるひとつのメッセージであることを確信する。

 結果、再び戦いの渦中に巻き込まれたサムは、トランスフォーマーと人類の歴史、ディセプティコンとオートボットの謎にどんどん近づいていく。そして戦火は地球規模・宇宙規模にまで広がりをみせ激しさをましていく。戦いの鍵はただひとり、サムの手にかかっていた。

感想: 前作のアクションがたまらなくて引き続き観てしまった作品ですw

 前作よりも多くのトランスフォーマーが出てきていて、それを観るのも一興。ただ、ロボットものによくある難点ですが、どれが敵でどれが味方なのか混戦してくるとわからなくなりますw

 そしてバンブルビーはいつになったら普通に話せるようになるのでしょうか?続編ではなおってると思っていたのでちょっとせつなかった・・・。

 アクションは申し分なし!というか、迫力が2割増くらいになってます。おそらく火薬の量の問題かと思いますが、本当に戦争してるんじゃないかってくらい火花・火柱があがってます。

 今作では衝撃の展開が多々ありました!若干物語のテンションに高低差がありすぎるような気もしましたが、とても楽しめました。

 ドハデなアクションがお好きな方にはたまらない作品だと思いますw

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嫁が観た『G.I.ジョー』


 人気フィギュアシリーズから派生したテレビシリーズ『地上最強のエキスパート・チームG.I.ジョー』を実写映画化した今作。
 『ハムナプトラ』シリーズのスティーブン・ソマーズの監督作品です。

あらすじ: 1990年代、世界征服をたくらむ悪の組織“コブラ”が各地で活動を活発化させていた。そんな中、悪の武器商人デストロの手によって開発されたナノマイトという脅威の兵器がコブラの手に渡ってしまう。あらゆるものを破壊する威力を持つこの最強兵器を使い、コブラはついにパリのエッフェル塔をも破壊してしまう。コブラの脅威が世界各地を襲うなか、アメリカ政府が送り込んだ最後の切り札が“G.I.ジョー”。

 それは、世界中から集められた史上最強の国際機密部隊で、強靭な肉体、行動力を持ったエキスパート集団である。特殊スーツを身につけ、数々の特殊武器を駆使する極秘チームと金にものを言わせて最新装備で向かってくる悪の組織。エジプト・パリ・東京と世界を舞台に壮絶なバトルが始まる!!

 主人公デュークにのチャニング・テイタム、悪の組織“コブラ”の中心メンバーにしてデンジャラス・ビューティーなバロネスをシエナ・ミラーなどの若手人気俳優が、韓国スターのイ・ビョンホンは冷酷非道なストームシャドー、実力俳優のデニス・クエイドがサイキョウチームの指揮官ホークを演じるなど、魅力的なキャラクターたちを熱演!

 様々なメカを駆使した常識外れのハイパー・アクション・エンタテインメントムービー!!

感想: まず、設定が悪VS善という感じでものすごくわかりやすいうえに話も単純明快!何も考えずに楽しみたいときにはすこぶる重宝しそうな作品です!

 『007』や『MIP』シリーズも真っ青のメカ達もまた見所です。『ハムナプトラ』シリーズの監督が手がけているだけあって、コミカルでハイパースピードなアクションが目玉。

 フィギュアファンやテレビシーリズを知らなくてもひとつのアクション作品として楽しめる作品です。

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嫁が観た『スタートレック』


 アメリカのSFテレビドラマシリーズで大宇宙史を描いた大人気作品を映画化したものです。今回私が観たのは映画化されたものの第11作目だそう。

 もともとテレビドラマシリーズすら観た事がなかったので、「世界観がわからないだろうし、話もいまいちよくわからなそう」という理由で今まで後回しにしてきた作品でした。なので、これが映画化第11作品目ということを知ったときには驚きました。実は、初の劇場作品だと思っていた・・・爆

あらすじ: 宇宙を航行中の宇宙船USSケルヴィンに突如巨大な宇宙船が攻撃を開始。本来のキャプテンが殉職し、代理として艦を預かった主人公カークの父は、愛する家族と800人のクルーを救うため息子の顔すら見ることなく宇宙に散った。その緊急脱出用の小型艇の中で生まれたカークは、地球でたくましく成長するも自分の進むべき道が見つからず荒れた日々を過ごしていた。

 そんなある日、カークはスターフリート=惑星連邦艦隊のパイクと出会う。彼は新型艦・USSエンタープライズの初代キャプテンに任命された人物で、カークの父親の生き様に感銘を受けた男だった。パイクは「父親を超えるような男になってみろ」とカークに言うのだった。

 カークはパイクの言葉に触発され、惑星連邦艦隊に志願する。それから3年後、カークは抜群の適正を持ちながらトラブルメーカーであることから抜け切れず、士官への壁を越えられずにいた。昇任試験での不正行為を指摘され、謹慎処分を命じられているそのとき、緊急事態が発生。カーク達訓練生にも緊急出動命令が下されるが、謹慎中のカークは待機を言い渡される。しかし、医療班のボーンズの機転でUSSエンタープライズに潜り込むことに成功する。

 USSエンタープライズの副艦長は、冷静沈着で常に理性的なバルカン人と地球人との混血であるスポック。カークの謹慎処分の原因となった男だった。バルカンの血を引くスポックは高い知能を持ち、決して感情を表に出すことは無く、直情的で己の直感と度胸を信じるカークとは正反対の人物で、2人は互いを「相容れない存在」として敵意さえこもった目で見ていた。
 しかし、そのカークの直感が今の事態がUSSケルヴィンを襲った凶事と酷似していることを告げる。やがて、カークとUSSエンタープライズの前にその巨大な黒い影が正体を露にする・・・・。
 巨大な艦隊はなぜ攻撃をしかけてくるのか!?カークとUSSエンタープライズの運命はいかに!?

感想: 最初でも話しましたが、私は『スタートレック』シリーズの一切を知らない人間です。世界観も登場人物もなにもかもわかりません。それでもどんどん引き込まれていく物語で、最後には「この後ってどうなってるの?気になる!!」ってことでドラマシリーズにはまっていくことも考えられる作品ですw

 ハデな宇宙戦艦同士の戦いは『スターウォーズ』を彷彿とさせますが、一応地球で人間がいる設定なので、そこまでわけがわからないという設定でもなかったです。だからこそ初心者が入りやすいというか・・・。

 男同士の熱い友情と、暖かな家族愛とを感じられるSF超大作です!

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新井宏征 『グーグルのグリーン戦略~グリーン・ニューディールからスマートグリッドまで~』 インプレスR&D



 レビュープラス様より、新井宏征『グーグルのグリーン戦略~グリーン・ニューディールからスマートグリッドまで~』(インプレスR&D)を献本して頂きました。いつもありがとうございます。


 グーグルと聞くと世界最大のIT企業の一つであり、本書を読む前はグーグルの環境保護への取り組みと言えば、クラウドコンピューティングについて語られる文脈の中で登場するサーバ、クライアントの仮想化の結果として得られる省エネ効果の創出、具体的に言えばグーグル・アップスのようなものだと考えていました。しかし、本書を読むとそのような取り組みはグーグルのグリーン戦略の一部であることが、豊富なグーグル側資料の引用、著者による分析によって実感できます。まずは、本書の内容を大まかに要約してみましょう。


内容: 2009年12月にコペンハーゲンで行われた気候変動に関する国際会議COP15、各国の代表者達が議論を交わす一方で、Twitter上ではハッシュタグ(#COP15)を用いた多くのつぶやきが行われ、YouTubeでは会議に参加する代表者達に環境保護メッセージを個人が動画投稿を通して伝える試みが行われていました(プロローグ)。


 現在、世界を取り囲む地球環境とエネルギー問題とは何なのか、COP15、そして日本の国内での政策決定を通して、数値として挙げられた目標が明らかにされます(第1章)。


 グーグルは、気候変動に対処する試みとして、RE<C=石炭よりも低コストな再生可能エネルギーの実用化、RechargeIT=電気自動車の充電方法の効率化、GooglePowrMeter=インターネットを利用し自宅の電力使用量を監視し「見える化」するツールの開発を行っています(第2章)。


 グーグルはクリーンエネルギーについての議論を活性化する試みとして、「クリーンエネルギー2030」を提案し、2030年までの達成目標を基準とし、時には米政府の予測を批判的に検証しつつ、自らのグリーン戦略を具体的な数値によって提示しています。その内容は、現在の石炭を中心として消費する発電から、地熱、太陽光、風力などの再生可能エネルギーを用いた発電への移行を図る「電力部門」、現在のガソリン車から、ハイブリッド車、そして電気自動車への移行を図る「個人向け自動車部門」、「クリーンエネルギー2030」の実施にかかるコストを、CO2削減によって生じる炭素クレジットを含め計算した「経済モデル」、クリーンエネルギーの実現によって創出できる雇用を計算した「雇用」、そして具体的なCO2減量を算出した「CO2」からなります(第3章)。


 そしてグーグルがクリーンエネルギーの実現の為、自社として業務の中でエネルギー消費の効率化を図る上で、基準となる「炭素の足跡(カーボン・フットスタンプ)」の考え方(第4章)、そしてデータセンターでの電力消費削減に向けた冷却塔、再生水を用いた取り組み(第5章)、自社内・通勤での移動手段の省エネ化の事例(第6章)が紹介されています。


 次に、著者は以上のようなグーグルの取り組みを踏まえ、ITとグリーン化の関係を、第2章の例に見られるような「ITによるグリーン化」と第5章のデータセンターの例のような「ITにおけるグリーン化」という区別によって捉え、クラウドコンピューティングやグリーンIT関連団体の情報が紹介されています(第7章)。


 さらに、ITを駆使し、再生可能エネルギーの持つ発電量の不安定さを、電力の需給関係を調整することで補い電力の安定供給を可能にする次世代電力網「スマートグリッド」と、現時点での各国、そして日本国内での導入状況が紹介されています(第8章)。


 最後に、グーグルが提供するWindowsVista、7に対応した「エネルギー節約」ガジェット、そして学校で環境教育を行う際の参考資料の提供、Googleマップによる最適輸送手段の検索、Google Earthを用いた気候変動の視覚化など、私たちが手軽に利用することのできるサービスが紹介されています(プロローグ)。

レビュー: 本書は、環境問題、つまり気候変動、クリーンエネルギーの実用化といった問題について、その国際的な取り組みの紹介にはじまり、グリーンITの可能性を、グーグルが独自の分析をもとに提案した「クリーンエネルギー2030」、そしてグーグル自身の取り組みを通して明らかにしてくれます。本書に登場する魅力的な取り組みの多くは、グーグルの持つ豊富な資金力そして技術力なしには、実現出来なかったものであるのは確かでしょうが、政府の環境予測、政策に対し、自社独自の予測を行い、積極的に発言を行っていく態度には、ビジネスとしての環境対策、CSR(企業の社会的責任)を超えて、世界をさらに豊かにしていこうという夢を感じさせます。実際、私は本書を読んでいるうちに、近未来都市を訪れるようなワクワクする気持ち、そして憧れを強く感じました。


 それと同時に、本書の内容は非常に現実的でもあります。最近では、テレビ、電話、インターネットなど、以前は全く別の生活インフラであったものが、次第にインターネット上にテレビ、電話が含まれていくというようにインフラのIT化は珍しいものではなくなってきました。しかし、本書が示すビジョンでは、そこにさらに電力、自動車(移動手段)が加わり、その結果、社会全体の省エネ化が実現していくというまさにサスティナブル(持続可能な)社会の実現が夢ではないということが強く伝わってきます。

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蛇蔵&海野凪子 『日本人の知らない日本語』 メディアファクトリー

 『ダーリンは外国人』シリーズをはじめ、以前ご紹介した小野デラ『いちおう、英会話学校通ってました…』(フォレスト出版)など、最近は外国語にまつわる爆笑エピソードを扱った作品が増えてきましたが、この本のテーマは私たち日本人には馴染み深い?はずの「日本語」です。

 日本語教師として働く著者・海野凪子(なぎこ)が、日々、外国人学生たちから受ける日本語に関する難問の数々に、まさに題名の通り、「日本人の知らない日本語」が漫画(蛇蔵)で勉強できます。まぎらわしい助数詞にはじまり、正しい敬語の使い方、ひらがなとカタカナの由来、「お」と「を」の違いまで、普段何気なく使いこなしているように見える日本語の世界の奥深さに驚かされます。

 お勉強漫画としても魅力的な本作ですが、個性あふれる外国人学生たちの存在も大きな笑いを生み出しています。任侠映画で日本語を覚えたというフランス人のマダム、黒澤映画に憧れて日本に留学してきたスウェーデン人のエレーン、勉強熱心で日本人でも悩む難問を連発するジャック、美文調の要件文を書いてしまう趙文明と出身も日本に来た理由も様々な彼らが起こす爆笑ネタの数々に、楽しく日本語を勉強出来ます。

 私が特に面白かったのは、テストの答え合わせのエピソードです。日本では正解の場合は丸をつけ、不正解の場合はチェックをつけるというのが一般的ですが、正解はチェック、不正解は丸という国も多いというのは、はじめて知りました。

 日本語、そして日本文化を積極的に勉強する外国人学生の姿を通して、日本人である私ももっと日本語を勉強しなければと改めて感じさせられる作品でした。

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小野デラ 『いちおう、英会話学校通ってました…』 フォレスト出版

 株式会社ホームページシステム様より、小野デラ『いちおう、英会話学校通ってました…』(フォレスト出版)をプレゼントして頂きました。いつもありがとうございます。

 本書は、大学卒業後、3年間OLをしながら英会話学校に通い、オーストラリアに3年間留学した著者が、実物の英語を目の当たりにして感じたギャップ、苦労話をもとにした爆笑漫画ブログ『デラDAYS~シドニー地獄~を書籍化した作品です。ネイティブには通じない、カタカナ英語、和製英語に始まり、外国人の持つ勘違い日本観まで、大爆笑エピソードが満載でした。

 教科書通りにはいかない日常会話でのコミュニケーション、言語は変化していくものであることを感じさせてくれる漫画ですが、同時に生活に密着した表現の中には、国や言語の違いを超えた共通点が多くあることも教えてくれます。特に、オーストラリアのホームステイ先のお母さんがメールで使う略字の数々、英語圏の顔文字文化にはびっくりしました。日本のホームページでよく見かける「自由にリンクしていいですよ」という意味のLINK FREEがネイティブには「リンクなし」という意味にとられるというインターネット時代ならではの問題にも納得させられます。

 日本で英会話を学んだ著者がオーストラリアで経験した大変だが、どこか笑える苦労話の数々。おそらく、この漫画のエピソードがどれも笑えてしまうのは、この漫画の奥底にとにかく自分の考えを伝え、相手の考えを理解するのが一番重要であり、英語力は後から付いてくるという著者の考えがあるからでしょう。

 英語に対して苦手意識のある方は、是非一度この本を読んで爆笑しつつ、英語を学ぶ楽しさを実感してみては如何でしょうか。私も普段の読み・書き中心の英語との触れ合いの中では出会うことの無かった面白い表現の数々に、非常に勉強になりました。

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takemaster2009

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はじめまして。「爽快!読書空間」管理人のtakemasterです。
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