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嫁が読んだ『エーミールと探偵たち』BYケストナー

 

 ドイツの田舎に暮らすエーミールがベルリンのおばあさんの家に遊びに行く道中、列車どろぼうの被害にあい、その犯人を多くの子供たちの協力で捕まえる冒険物語風のお話です。
 物語全編にわたって親子愛・友情・人間の持つ良心が綴られています。時代設定も第二次世界大戦以前のドイツで、古いものと新しいものが一緒に存在しているような不思議な感覚でした。片田舎の子が都会にでてきてちょっとつっぱちゃうようなとこは今も昔も変わりませんが。笑
 母子家庭のエーミールは母親との絆がものすごく強いです。そんな様子がよく描かれています。たとえば、友人たちとちょっと遅くまで遊んでいるときも母を想うと全然楽しくなくなってしまうところとか。一母親としてはうらやましい限りの「いい子」なエーミール。母親に心配をかけないようにと勉強も家の手伝いも一言の文句も言わずにがんばる彼の姿には本当に涙が出てきます。そんな彼がベルリンへ行く道中にやってしまった大失態。私もエーミールと同じように泣きそうになってしまいました。笑
 自分自身がまだ幼かった頃、ただ純粋に大切な人を本当に大事に想っていた頃の気持ちがよみがえるようなそんな作品でした。

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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

映画 『バンディダス』 (原題:Bandidas)

★★★★★

 デュック・ベッソン監督、ペネロペ・クルス、サルマ・ハエック主演作品、日本未公開。

あらすじ: 1848年のメキシコ、鉄道建設のためアメリカの銀行に雇われたジャクソン(ドワイト・ヨーカム)一味による不当な土地買収計画が進められようとしていた。ャクソンに農場主の父を殺されかけたマリア(ペネロペ・クルス)とヨーロッパ遊学から帰った直後に、地元銀行頭取である父を殺されたサラ(サルマ・ハエック)は、父親の復讐と奪われた土地を買い戻すため、銀行強盗をはじめる。元銀行強盗のビル(サム・シェパード)のもとで特訓し、アメリカから来た科学捜査官クエンティン(スティーヴ・ザーン)を味方につけた二人は、次第にジャクソン達を追い詰めていく。

レビュー: ペネロペ・クルス、サルマ・ハエックの二人の有名美人女優がコンビを組むアクション映画です。二丁拳銃のマリアとナイフ投げのサラの活躍から目が離せません。また、物語後半、婚約者がありながら二人に翻弄される科学捜査官クエンティンとの二人のキス合戦も大爆笑です。日本未公開とのことですが、内容、ストーリーともによく作られており、非常に楽しめる映画です。

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theme : 最近見た映画
genre : 映画

飲茶 『哲学的な何か、あと科学とか』 二見書房

★★★★★

 哲学、科学、量子力学、科学哲学史、心の哲学の分野で問われてきたテーマを手軽に、そして誰にでもわかりやすい文章で紹介した本です。

内容: 1章「哲学的な何か」では、ゲーデルの不完全性定理、公理とは何か、そして論理的思考、道具主義などが扱われている。2章「あと科学とか」では、相対性理論、カオス理論、エントロピー増大の法則などがあつかれている。3章「量子力学とか」では光、電子がもつ性質にはじまり、2重スリット実験、コペンハーゲン解釈、シュレディンガーの猫、多世界解釈、パイロット解釈などが扱われ、量子力学が科学にもたらした変化が紹介されている。4章「科学哲学史とか」では、科学の方法としての機能主義とその問題点、そして科学と疑似科学をめぐる線引き問題として、論理実証主義、ポパーの反証主義が取り上げられている。5章「もっと哲学的な何か」では、心の存在をめぐる問題として、チューリングテスト、クオリア、ゾンビ問題、自由意志、自己同一性の問題が取り上げられている。

レビュー: もともと著者が自身のホームページ「哲学的な何か、あと科学とか」で公開していた記事を書籍化したということもあり、1テーマあたりの分量も手ごろで、読みやすい本です。哲学的な問題がもつ面白さを伝えることを第一に考え、数式、専門用語を使わずに、身近で面白い例をふんだんに用いて、20世紀の哲学、科学の世界で起こった大事件が紹介されています。科学の世界にあまり詳しくない私にとっては、2章の電子の2重スリット実験とその解釈をめぐる論争のあたりは興味深かったです。また、5章の自己同一性の問題、つまり「この自分」とは何かをめぐる問題を扱った部分での脳分割手術の例、ダークなドラえもんと鋭いのび太のたとえ話は、非常に面白かったです。哲学、科学というと難解で、縁遠いものをイメージする人もいるかもしれませんが、この本はそういったイメージを打ち壊してくれます。是非この本をきっかけに、哲学、科学の世界へと一歩踏み出してみては如何でしょうか。

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theme : 哲学/倫理学
genre : 学問・文化・芸術

寺山修司 『ああ、荒野』 角川文庫

★★★★★

 吃音と赤面対人恐怖症に悩む”バリカン”こと建二と、少年院帰りの新次が選んだボクサーという道、寺山修司による傑作長編小説。

あらすじ: ろくでなしの父親建夫との二人暮らしから抜け出し、吃音と赤面対人恐怖症という自らの抱える劣等感を克服するべくボクシングジムに入門する床屋無宿“バリカン”こと二木建二、傷害事件を起こし少年院で数年を過ごした後、自らの時代を勝ち取るためにボクシングジムにに入門するユリシーズのごとき強靭な肉体の持ち主新宿新次。対照的な二人だが、ボクサーという共通の夢に向かって歩むうち、そこには強い信頼が生まれていく。ボクサーとしてデビューし、連戦連勝を重ねる新次とうだつの上がらない建二。ある日建二は、他のジムへと移籍し、新次とのお互いの青春とプライドを賭けた勝負がはじまる。

レビュー: 寺山修司の思想、美学が凝縮された作品です。それぞれがハンデを抱えながら、自分自身の人生を勝ち取る最後の選択肢として、ボクシングを選んだ新次と建二の青春が見事に描かれています。特に、最後に待っている二人の試合シーン、新次の猛ラッシュを受けながら、絶命していく建二、そして最終ページを飾る死亡診断書が強く印象に残っています。

 また、二人のストーリーの合間合間に登場する脇役たちも非常に個性的な人物ばかりです。マーケットチェーンの経営に成功しながらも、性的不能者というハンデを抱え、妻への暴力と同性愛に生き甲斐を見出す宮木太一、孤独を恐れ、つねに話相手をさがしてさまよう建二の父建夫、性的快楽にのみ関心をもつ新次の情婦曽根芳子、早稲田大学の自殺研究会のメンバーで、自らの作成した自殺機械の志願者を探す川崎敬三など、どこか病的で、なおかつ現代人の心の歪みを象徴するような彼らの生き方にも、寺山修司の現実認識が深く反映されています。

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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

パウロ・コエーリョ 『ピエドラ川のほとりで私は泣いた』 角川文庫

★★★★☆

 女教師ピラールと奇跡を行う修道士の「愛の癒し」の物語。

あらすじ: スペインのサラゴーサで教師をしているピラールのもとに、少女時代の短い恋の相手であり、現在は奇跡によって多くの人々を救っている修道士の男性から、手紙が届く。ピラールは彼に会う為、マドリードを訪れる。彼はピラールに愛の告白をし、一途な愛情と伝道者としての自分の生きた方を示すが、ピラールは心の奥底にある不安と恐れから、彼に対し心を開くことができない。

レビュー: 娘の出産に立ち会った際の待ち時間に読みました。その日は、深夜一時に病院に到着し、九時半に娘が生まれたのですが、待ち時間が予想以上にあったので、読破してしまいました(笑)。

 この本はストーリーとしては、女教師ピラールと修道士の男性の愛を描いた作品なのですが、いわゆる男女の愛を描いた恋愛ものとは、かなり趣向の違う作品です。むしろキリスト教信仰のあり方を扱ったひとつの暗喩として捉えた方がいい気がします。  その証拠に、ピラールの恋の相手の名前は最後まで明らかにならず、一貫して「彼」で通されており、彼が無償の愛に対し、当初は不安と恐れを抱いていたピラールが最後には彼の愛を受け入れるという展開は、神への信仰と人類に対する無償の愛を示しながらも処刑されたイエス・キリストと当初はキリスト教の迫害者でありながら、神の愛によって伝道者としての道へと回心したパウロを連想させられます。

 まあ、この解釈は深読みだとしても、著者が、神への信仰を中心にして、結びついていく男女の姿を描こうとしているとは言えると思います。

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theme : ブックレビュー
genre : 小説・文学

湊かなえ 『贖罪』 東京創元社

★★★★★

 中学生2人に娘を殺された女教師の復讐を描いた第一作『告白』、死の真理を悟る為ボランティアの参加する二人の少女を描いた第二作『少女』に続き、罪と贖罪の意味を問う湊かなえの第三作(リンク先:レビュー)。

あらすじ: 住人の多くが、精密機械の工場につとめる空気のきれいな田舎の町で、育った3人の少女は、ある日工場の責任者として赴任してきた夫婦の娘エミリと知り合いになる。ある日、小学校のプール際で遊んでいた4人は見知らぬ男に声をかけられ、更衣室の換気扇を点検する手伝いを頼まれる。相談の結果エミリが、男とともに更衣室へと向かうが、遺された3人がいくら待ってもエミリは戻らない。心配して更衣室へと向かった3人はエミリの変わりはてた姿を発見する。

 事件の十五年後、それぞれの人生を歩んでいる3人の前に、エミリの母親麻子が姿を現わすが……

レビュー: 悲惨な殺人事件を防げなかったことによって、それぞれに罪を負った少女たち、紗英、晶子、真紀が、エミリの母親麻子に「贖罪」を求められ、3人は、全く違うその後の人生を歩んだのにも関わらず、同じような結末に迎えられるという、非常に恐い話です。子供たちを巻き込んで起きる突然の悲劇が、当事者たちのその後の人生を大きく変えるというモチーフは、『告白』、『少女』から一貫していますが、死にとりつかれた3人に執拗に贖罪を求める麻子が、エミリ殺害の犯人として、とんでもない人物に辿り着く、ラストのどんでん返しには、驚かされました。麻子自身の贖罪の方法もこの作品の見逃せない要素です。前二作を読まれた方にはもちろんのこと、未読の方にもお勧めの異色ミステリーです。

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genre : 小説・文学

東浩紀 『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会』 講談社現代新書1575

★★★★★

 現代思想の枠組みから、日本のオタク文化を分析した一冊です。

内容: 第一章「オタクたのの疑似日本」では、「オタク系文化」の変遷と現代思想や文化研究の分野で、70年代以降の文化的世界を広く捉える為に登場した「ポストモダン」についての紹介がなされ、アメリカ産の文化であるアニメが、江戸の町人文化のアニメへの取り込みなどを通し、日本独自の文化として歩み出したこと、そしてアニメを分析することが、単なるサブカルチャーの分析にとどまらず、政治やイデオロギーの問題とも密接に関わっていることが指摘されています。

 第二章「データベース的動物」では、「オタク系文化」の本質を知る手がかりとして、原作マンガ、アニメ、ゲームをモチーフに、同人誌、同人ゲームなどを制作する「二次創作」という現象の分析が行われています。著者は、この現象を「大きな物語」=原作の消費から、「小さな物語」、「シュミラークル」=二次創作の消費への移行という構図で捉える議論を、さらに一歩進め、「物語消費」から「データベース消費」への移行として捉えています。著者は「データベース消費」の例として、「萌え要素」の消費、そしてノベルゲームの二次創作を取り上げ、原作ゲームのキャラクター、背景などの個々のデータを組み合わせて、まったく違うゲームを作りだし、消費する現象を分析しています。著者は、このような作品全体の消費から、個々人がそれぞれの欲求に基づき、個々のデータの消費へと向かう傾向を、コジェーヴの「動物」という概念を使って説明しようとしています。つまり、コミュニケーションではなく、欲求に基づき行動する存在として、「オタク系文化」の消費主体を捉えています。

 第三章「超平面性と多重人格」では、「オタク系文化」のもつ「データベース消費」の側面を、HTMLをはじめウェブ文化に見出し、ゲーム『YU-NO』の並行世界設定を例に、「データベース消費」がもつ多重人格的な側面が指摘されています。

レビュー: 近代以降の日本文化、日本社会を分析する一つの方法として、オタク系文化を現代思想の「物語消費論」、「動物」、そして著者独自の「データベース消費」という概念を用いて論じた大変鋭い本です。「データベース消費」と「動物化」という構図は、第一章で著者も指摘している通り、私達の社会、日常生活の中にも見出されるものだろうと思います。

 私が、この事から連想したのは、例えば、私達の結婚観の変化などです。なぜなら現在の私たちにとっての結婚は、子孫を残すとか、家のためといった「大きな物語」に重点を置いたものから、日々の小さな幸せ、体験の共有といったものに次第に移ってきているように思えるからです。前にどこかで、子供をもつお母さんが「子供を産むのは何千年後かの未来の為ではなく、ただ単に子供自身が可愛いからだ。」というような内容の話をしていましたが、そういった傾向は最近では強いような気がします。もちろんこの話は、どちらが良い悪いといった価値の優劣を問うものではないのですが。

 オタク文化を学ぶ人、ポストモダン思想を学ぶ人、どちらにもお勧めの本です。

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genre : 学問・文化・芸術

森博嗣 『ZOKURANGER』 光文社

★★★★★

 研究環境改善委員会のメンバーである5人の研究者は、大学に潜む大きな陰謀を暴く為、派手なコスチュームに身を包み調査にあたる。映画化もされた大人気小説スカイ・クロラシリーズの著者森博嗣が描く戦隊パロディ小説。

あらすじ: 企業の研究所から、大学の準教授として赴任してきたロミ・品川は、大学の雑務として、存在する意図が不明な謎の委員会「研究環境改善委員会」への参加を要請される。レズっ気のある文学部の若手助教、長良野乃ことピンク、現実世界とゲームの区別がつかなくなった工学部の助教、ケン・十河ことブルー、未来を予知する能力をもったバーブ・斎藤準教授ことグリーン、戦隊ものマニア揖斐準教授ことレッド達に巻き込まれ、イエローに任命されてしまったロミ・品川は、彼らとともにコスチュームを身にまとい巨額の科研費横領事件の真相を探る。

レビュー: スカイ・クロラシリーズでは、シリアスな人間劇を描いた森博嗣が、コメディを、大学を舞台に、しかも戦隊ものパロディとして、見事に描いています。著者は、小説家であると同時に、工学博士号を持つ大学教員という経歴の持ち主であり、スカイ・クロラでは、その豊富な工学的知識に基づいて迫力ある空中戦を描いていましたが、今回の作品では、大学教員としての経験が、存分に生かされています。一般社会から見ると、ときに非常に奇妙にも映る大学社会の日常を、大幅に増幅して描いたような作品です。もっともさすがに、教員の委員会にコスチュームがあるというのは聞いたことがありませんが(笑)。

 最近知ったのですが、『ZOKURANGER』には、続編があるするなので、そちらも近いうちに読んでみたいです。

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genre : 小説・文学

高田明典 『難解な本を読む技術』 光文社新書406

★★★★☆

 知識や技術を習得する方法として、もっとも効率的で、安価な方法である「読書」。この本は、哲学研究者である著者が、難解な本をどのように読み解くのかを論じた一冊です。

内容: 読むべき本を選択する方法を論じた第一章、第二章では、本のタイプの区別として、読者自身が意見構築を行うことに重点をおく為にあえて、著者自身の意見を隠ぺいした「開かれた本」と著者の意見が積極的に述べられている「閉じている本」の区別、その本を理解する為に、他の本を参照する必要があるか(つまり、前提知識が必要とされるか)に応じた「外部参照が必要な本」と「外部参照が必要でない本」の区別、本の最初から一歩一歩読み進めることで理解出来る「登山型の本」と本のどの部分から読んでも得られるものがある、つまり読者に体系的な知識ではなく、すまざまな光景を体験させることを目的にするような「ハイキング型の本」の区別といった三つの区分を導入しています。さらに、本を読む方法の区別として、著者自身の主張を理解する為に読む「同化読み」と著者の主張を批判的に読み自分自身の考えを形作る為に読む「批判読み」に区分されます。自分が読もうとしている本が、本のタイプの三つの区分のうち、どれとどれを組み合わせてものであるのかを知る事で、その本をどのように読むべきか「同化読み」か「批判読み」かのアタリをつける方法が紹介されています。

 第三章では、対象となる本の全体像をつかむ為の一度目の読書「通読」の方法とメモの取り方が紹介されており、第四章では、一度目の読書で得た全体像をもとに、細部の理解を目指す「精読」の方法が紹介されています。

 第五章では、今までの応用編として、難解な本を理解する為の方法として、読書ノートのつけ方、目次、参考文献をもとにその本を理解しようとする方法、概念同志の関係を図にする方法などが紹介されています。

 付録として、実際に著者がつけた読書ノートとその解説、そして哲学書を中心に難解な本を集めたブックガイドが収められており、それらの本を読む際の具体的なアドバイスがなされています。

レビュー: 本書は、難解な本(特に思想書)を理解する方法について述べた本とのことで、私の場合、特にフランス現代思想のドゥルーズやラカンの著作について正直なところしっくりとくる読み方を発見出来ていないこともあり、そういった期待も込めて読んでみました。読み終わった感想としては、基本に忠実という感じで、若干物足りない感じがしましたが、具体的に哲学書を読み解く方法を紹介した本は、意外と少ないこともあり、著者自身が実践している読書ノートのつけ方や詳細なブックガイドなどは、実際にその著作を読む前の参考になると思います。(そもそも、本を読んで、斬新な解釈の方法が書いてあったら、それは斬新でも何でもないわけで、そういったものを求めていた私の方が浅はかだったと思います。)卒業論文などで具体的に文献を読むトレーニングをする際の副読本としても、最適な本です。

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嫁が読んだ『クリスマスのころわん』

 実家の両親から孫へのクリスマスプレゼントとして届いた一冊です。多くのクリスマス関連絵本のなかで、犬が主役の絵本を選んだ理由はうちの家には犬好きが多いからでしょう。笑
 ストーリーはクリスマスの日にお散歩にでかけたわんころに真っ赤なとんがり帽子が落ちてきます。その持ち主が現れるのを待っているとみなさんよくご存知の方が現れ、プレゼントをあげるというものです。
 暖かな絵がストーリーとマッチしててとても心温まる絵本になっています。

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はじめまして。「爽快!読書空間」管理人のtakemasterです。
このブログでは、書評、映画の紹介を中心に皆様に「小さな感動」をお伝えしています。

ご意見・ご感想などございましたら、こちらにメールして下さい。↓↓↓
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なお献本の方も大歓迎です!頂いた本は責任をもってご紹介させて頂きます。ご連絡頂きましたら、折り返し送付先等のメールを送らせて頂きます。よろしくお願い致します。

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