スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

フィツジェラルド 『グレート・ギャツビー』 新潮文庫

★★★★☆
 東部から西部へとやってきた語り手は、毎晩、豪勢なパーティを催す隣人ギャツビーと知り合う。一方、語り手の親戚デイズィは、夫トムの浮気によって、憂鬱な結婚生活を送っている。そしてギャツビーの真意が、かつての恋人デイズィを奪い返そうというものであることが判明することで物語は、急展開を迎える。一度は、ギャツビーとの駆け落ちを考えながら、事態が悪化すると途端に彼を見捨てたディズィやトムの態度を見て、語り手は「彼らは不注意な人間なのだ」ともらす。この言葉には、情熱に生きながら、現実を軽くみたギャツビー自身も含まれているのだろうか。
スポンサーサイト

theme : 本の紹介
genre : 小説・文学

フランツ・カフカ 『変身』 新潮文庫

★★★★★
 ある日の朝、外交販売員のグレーゴル・ザムザが目を覚ますと巨大な虫に変身していた。変身したグレーゴルと家族が送る奇妙な日常生活の描写を通じて、企業、家庭という集団の中で、個人が、「大事な稼ぎ手」、「勤勉な労働者」といった役割によってのみ価値づけされる現代社会の不条理が浮き彫りにされる。父親が投げつけた林檎による傷が元でグレーゴルが絶命した次の日に、両親と妹が仲良く散策に出かけるラストシーンが印象的である。

theme : 本の紹介
genre : 小説・文学

村上 春樹  『国境の南、太陽の西』 講談社文庫

★★★★☆
 流行のジャズバーを経営し、結婚し、二人の娘にも恵まれ、幸福な日々を送る「僕」のもとに、小学校時代の初恋の女性「島本さん」が姿を現す。「僕」と「島本さん」が歩んできた、異なる人生が、次第に明らかにされていくにつれ、「僕」の幸福な生活にも変化が生じる。人生の中に度々あらわれる、運命を変えるような偶然。そして、それによって出会い、別れていく人間の姿が、切なく、また力強く描かれた一作です。

theme : 本の紹介
genre : 小説・文学

tag : 村上春樹

村上 春樹 『スプートニクの恋人』  講談社文庫

★★★★☆
 教師である「僕」は、大学時代からの友人で、小説家を目指す「すみれ」に密かに思いを寄せている。そんな中「すみれ」は十七歳年上の既婚女性「ミュウ」と劇的な出会いをし、彼女のもとで働くこととなる。そして、ワインの買い付けで訪れたギリシアで「すみれ」は突然姿を消す。
 過去の不思議な体験によって、自身の心の半分を失った「ミュウ」や「すみれ」が現実と異世界を行き来する。

theme : 本の紹介
genre : 小説・文学

tag : 村上春樹 スプートニクの恋人

村上 春樹 『ダンス・ダンス・ダンス 下』 講談社文庫

★★★★☆
 「メイ」の事件をきっかけに、ストーリーは意外な方向に進んでいく。独創的な写真家「アメ」とその娘で、感受性豊かな「ユキ」、アメの愛人で片腕の詩人「ディック・ノース」など、個性的でありながら、どこか不器用な生き方をした人物を描く村上春樹の作品には、自分の内面にある「私」と周りから見られた「私」のギャップという一貫したテーマが感じられる。僕」と「鼠」を主人公としたシリーズの完結編。

theme : 本の紹介
genre : 小説・文学

村上 春樹 『ダンス・ダンス・ダンス 上』 講談社文庫

★★★★☆
 前作『羊をめぐる冒険』のラストで突然姿を消した、耳のモデルをしていた恋人「キキ」の行方を追って、「僕」の新たな冒険が始まる。中学時代の同級生で俳優になった「五反田君」や「キキ」のかつての同僚で、コールガールの「メイ」、ホテルの受付「ユミヨシさん」などの新たな登場人物を加え、村上春樹による不思議な世界観がさらにスケールアップしている。
 「キキ」への手がかりが掴めそうになった直後、「メイ」が殺される事件が起きる。

theme : 本の紹介
genre : 小説・文学

長谷川 宏 『高校生のための哲学入門』 ちくま新書

★★★★★
 在野のヘーゲル研究者として有名な長谷川宏による哲学入門。著者が開いている学習塾で、著者が長年子供たちと向き合ってきた実体験、そして、日常生活と哲学がどのように結び付くのかという著者自身の長年の問いのもとに書かれています。その為、「高校生のための」という題名に関係なく、自己と他者、社会の中での自分のありかたといった問題に悩む全ての人にとっての哲学入門として、お勧めの一冊です。

theme : 哲学/倫理学
genre : 学問・文化・芸術

石田 衣良 『反自殺クラブ―池袋ウエストゲートパークⅤ』 文春文庫

★★★★☆
 池袋を舞台に、主人公「マコト」やGボーイズのキング「タカシ」達の活躍を描いたIWGPシリーズの第五弾。表題作は、親の自殺によって遺された「ミズカ」たち反自殺クラブとネット掲示板を使って、多くの自殺志願者たちを死へと導くスパイダーの戦いを描いた一作。他三作品と併せて、鋭い社会批判とテンポの良いストーリー展開が魅力です。

theme : 本の紹介
genre : 小説・文学

FC2カウンター
プロフィール

takemaster2009

Author:takemaster2009
FC2ブログへようこそ!

はじめまして。「爽快!読書空間」管理人のtakemasterです。
このブログでは、書評、映画の紹介を中心に皆様に「小さな感動」をお伝えしています。

ご意見・ご感想などございましたら、こちらにメールして下さい。↓↓↓
takemaster@livedoor.com

なお献本の方も大歓迎です!頂いた本は責任をもってご紹介させて頂きます。ご連絡頂きましたら、折り返し送付先等のメールを送らせて頂きます。よろしくお願い致します。

人気ブログランキングへ
にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村

レビュープラス
最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
全記事一覧
最新コメント
最新トラックバック
リンク
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
スポンサードリンク
あわせて読みたいブログパーツ
twitter
twitter始めました! フォローお願い致します。
QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。