石川文康 『カント入門』 ちくま新書
★★★★☆
理性そのものがもつ人間を欺く性質、カントの哲学はそのような理性のもつ性質を見抜き、物事の仮の姿“仮象”を批判することによって、展開されたといえるでしょう。この本は、カントの三批判を仮象批判という観点から論じています。
概念同士の関係が、図を用いてわかりやすく説明されており、カント批判哲学の入門書として最適です。
理性そのものがもつ人間を欺く性質、カントの哲学はそのような理性のもつ性質を見抜き、物事の仮の姿“仮象”を批判することによって、展開されたといえるでしょう。この本は、カントの三批判を仮象批判という観点から論じています。
概念同士の関係が、図を用いてわかりやすく説明されており、カント批判哲学の入門書として最適です。
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