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ドストエフスキー 『賭博者』 新潮文庫

★★★☆☆
 将軍一家の家庭教師である主人公は、将軍の娘ポリーナに想いを寄せる。彼女の代わりにルーレット賭博に参加し、ルーレットにとりつかれている人々を、目の当たりにするにつれ、彼もまたその虜になっていく。
“最後の一グルテンを賭ける、その感覚には、何か一種特別のものがある!”人間の複雑な心理を描き出す、いかにもドストエフスキーらしい作品です。
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ジュンパ・ラヒリ『停電の夜に』 新潮文庫

★★★☆☆
 アメリカ在住の、インド系新人作家による短編集。表題作は、妻の死産以後、すれちがいの生活を送る夫婦が、一週間の停電の夜に、お互いが今まで相手に隠していた事を打ち明け合う物語。
 どの短編も人間生活の細かな、深い部分を描いています。しかし、そのような部分にこそ、人間関係の本質的な事柄が、宿るのではないでしょうか。

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飯田隆 『クリプキ』 日本放送出版会

★★★☆☆
 十代にして、様相論理を確立した天才クリプキ。『名指しと必然性』、『ウィトゲンシュタインのパラドックス』などで、有名なクリプキの哲学世界をグルーストーン、クワス算などの議論を取り上げて紹介しています。“言葉が意味をもつとはどういうことか?”言語哲学の議論を楽しむ上でお勧めの一冊です。

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小坂修平『そうだったのか現代思想―ニーチェからフーコーまで―』 講談社プラスアルファ文庫

★★★★☆
 在野の哲学者、小阪修平さんがニーチェからフーコーに至る現代思想の流れを解かりやすく解説しています。
 現代思想の難解で複雑な概念やその関係を日常的な例や図などを用いて、説明する手法は見事です。
 現代人の抱える価値相対主義の問題とどう向き合うのかを考える上でも、役立ちます。

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伊勢田哲治『哲学思考トレーニング』 ちくま新書

★★★★★
 論理的な議論のあり方とは何なのか?全てを無批判に受け入れるのでも、全てを疑うのでも無い、程良い懐疑。疑似科学の問題、文脈主義などを取り上げた、クリティカルシンキングの入門書です。
“良く生きるとは何か?”ソクラテスではないですが、哲学が人生に役立つ事が実感できます!

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野矢茂樹 『入門!論理学』 中公新書

★★★★☆
 命題論理、述語論理の世界を、論理記号や真理表を用いずに、平易に解説しています。論理学の面白さ、奥深さが良く伝わってきます。
 新書ということもあり、割とサクサク読めるので、本格的な論理学の本に挑戦する前に、手にとってみると良いのではないでしょうか。

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上枝美典 『神という謎―宗教哲学入門』 世界思想社

★★★★★
 神の問題を、分析哲学の枠組みで論じた入門書。有神論、無神論がどのような議論を展開しているのか、大まかな流れが良く理解出来ます。
 分析的手法を用いると複雑な問題を扱った議論でも、これほど明晰に整理出来るのかと驚きました。
 ※大幅に加筆された「神」という謎 第2版―宗教哲学入門/上枝 美典
が出版されています。

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村上春樹『アフターダーク』 講談社文庫

★★★☆☆
 深夜零時から明け方までという短時間に圧縮された、不思議かつ多面的に描かれた人間劇です。
 地味で真面目な妹マリと派手で人気者の姉エリ。一見対照的な二人のストーリーが交互に進行しながらも、最後にひとつに合わさっていくストーリー展開の巧みさは、さすが村上春樹という感じです。

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アベ・プレヴォー 『マノン・レスコー』 新潮社文庫

★★★☆☆
 騎士グリュウと美しいマノン・レスコーの愛は二人の素直さ故に、悲劇的な結末を迎える。人を疑わず、マノンへの盲目的な愛に生きるグリュウと豪奢な生活の中以外には、生きる場を見出すことの出来ないマノン。その二人が出会ってしまった時に、彼らの人生の転落が始まったのである。   
 多くの作品を残したプレヴォーであるが、その名を今日に伝える唯一の作品が、この『マノン・レスコー』である。

蓮見圭一『水曜の朝、午前三時』 新潮社文庫

★★★☆☆
 直美は、平凡な許婚との結婚を拒み、家を飛び出し、大阪万博で忘れられない出会いと別れを経験した。
 直美の娘と結婚した主人公(語り手)が、直美が闘病生活の中で娘に残したテープを聴き終えた後、彼女のコレクションであったレコードを聞く場面は印象的。この作品は純愛であるが故に、錯綜した愛の物語といえるのではないでしょうか。

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