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嫁が観た『サマーウォーズ』

 
 「時をかける少女」で数々の映画賞を受賞した細田守監督の家族の絆をテーマにした心温まる作品。

内容:高校2年生の小磯健二は、天才的な数学力を持ちながら内気な性格で人付き合いも苦手。そんな健二は夏休みを利用して、憧れの先輩・夏希にアルバイトを頼まれる。
 特に仕事の内容も聞かずに二つ返事で答えた健二が連れてこられたのは、長野県の彼女の田舎だった。そこにいたのは総勢27人もの大家族。夏希の曾祖母・栄の誕生日のために集まったという。なんでも、このおばあさんは室町時代から続く戦国一家・陣内家の現当主にして大黒柱。その雰囲気はただものではない。
 その家族を前にして、健二は突然、夏希から「恋人のフリ」を頼まれてしまう。
 しぶしぶアルバイトの件を了承し、数日間を彼女の田舎で過ごすことになった健二。そんな彼の元に数字の連なったメールが届く。数学が得意な健二はその解読に夢中になり、一晩でその暗号文を解いてしまう。
 翌朝、目覚めてみると健二は犯罪者扱いされていた!健二を語る何者かが世界を混乱に陥れていた!
 そんな混乱した状況下でも栄は冷静に号令を発し、健二をはじめ、陣内家の面々が一致団結して世界の危機に立ち向かうのだった!!
 声優には「借りぐらしのアリエッティ」にも参加している神木隆之介他、谷村美月、仲里依紗らが出演している。

感想:まず、全世界的なネットコミュニケーションとしてOZ(オズ)というものがあり、多くの人間が利用しています。それはまさしく今現状の私達のネット環境がさらに進化し、老若男女を問わず日々のツールとしての機能を兼ね備えたもので近い将来本当にありそうなネット環境です。そんなデジタルのコミュニケーションとアナログの黒電話や手紙といったものの対比もこの作品のおもしろいところです。
 最近では核家族化が進み、親戚一同が会するのは冠婚葬祭のみなんて方も多いと思いますが、この作品を観ると親類縁者の顔が浮かんできたりします。
 私の実家ではリアル陣内家が見られるので(別に旧家とか有力者の家とかそういうんでなしにただひたすら親戚が多い)、実家から離れて暮らしている身としては「懐かしいな~」なんて思いながら観ましたw
 そして、これは個人的な好みなのですが、谷村美月が男の子役で出演しています!!かなりイイです!本当に個人的にですがw
 ネットに依存しがちな現代の世の中ですが、そんなときこそ人とのつながりも大切にしていきたいと思わせる作品でした。

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嫁から見た『借りぐらしのアリエッティ』

 ファンであれば待ちに待ったスタジオジブリの最新作です。
 原作はメアリー・ノートンの「床下の小人たち」、監督は米林宏昌です。
 キャスティングにはそうそうたるメンバーが配されています。
 主人公のアリエッティには期待の女優・志田未来、アリエッティと出会う少年・翔にはジブリ作品3作品目の登場となる神木隆之介、他にも大竹しのぶや藤原竜也、三浦友和、樹木希林と多くの俳優がキャスティングされています。
 また、主題歌を歌うのはフランス生まれのケルト民族音楽歌手兼ハープ奏者のセシル・コルベル。言語に興味を持っていて数カ国の言語で各国を渡りながら音楽活動を行っている方です。

あらすじ:「人間に見られてはいけない」・・・床下で人間の世界から少しずつモノを借りてきて生活している小人たち。彼らは<借りぐらし>とその生活をよび、人間達に見つからないように用心深く生活をしていて、その生活の中には<魔法>などは存在せず、必要なものを必要な分だけ人間の世界から借りてきて原材料は自分達で確保し、それらを工夫・加工して暮らしている。
 ある日、小人のアリエッティ一家が借りぐらしをしている家に翔という少年が一週間だけやってくる。彼は心臓が弱く、近々手術をするために静かな祖母の家へ療養にやってきたのだった。
 彼は、忙しい母から聞いたことのある小人の存在を知ると、接触しようと何度も試みる。その過程で、祖父も小人がいたと話していたことをしり、寝室においてある精巧なドールハウスはその小人達のために作られたものだった。
 その事実を知って、ますます小人たちとの接触を試みる翔だが、小人達を捕獲しようと画策している人物もいて・・・
 一方、翔に見つかってしまったアリエッティは、自分のせいで家族全員が今の住み慣れた家を捨てて新しい住まいを探さなくてはならなくなったことに責任を感じていた。そんな中、大事件が起こる。
 翔とアリエッティの関係は?大事件が引き起こすアリエッティ家族の行く末は??

感想:体長10センチのアリエッティの側から見る人間の世界は、すべてが大きくとても立派に見えます。人間から見るアリエッティたち小人の世界はとても小さく、人間と同じものを使っていてもまるで魔法でも使っているかのように見えます。それがうまく描かれていて、さすがはジブリといったところでしょうか。全編を通して描かれている映像美は「ハウルの動く城」を彷彿とさせる部分もあります。
 私自身、幼い頃にドールハウスを見ては「小人はいるはずだ」なんて思っていたものです。そういった観点からいえば、「となりのトトロ」にも通じる「この生き物はまだどこかにいるかもしれない」という期待感が生まれる作品ともいえます。アリエッティの言葉を借りれば「人間達が知らないだけで私達の仲間(小人達)はたくさんいる」のかもしれないですもんねw
 大人になると忘れてしまう小さい頃にみた夢を思い出させてくれる作品でした。

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tag : 借りぐらしのアリエッティ

有川浩著 『塩の街』 角川文庫


 『図書館戦争』シリーズで売れっ子作家となった有川浩のデビュー作です。第10回電撃小説大賞を受賞し、電撃文庫から出版された作品に番外編を加え単行本化したものを文庫化したのが本作です。
  
あらすじ:突如として人体が塩に変化するという奇病<塩害>が発生し、被害者は都内だけでも500万人以上にのぼった。
 体の一部が<塩化>しはじめたら最後、治療法はなくただ死を待つのみの不治の病。塩が埋め尽くす廃墟と化した街で生き残った人々は<塩害>におびえながらも、日々を必死に生き抜こうとしていた。
 そんな廃墟の片隅で暮らす男とまだあどけなさの残る少女。男はサバイバル術に長けており、無法地帯と化した世界でもたくましく生きていた。そんな彼がある事件をきっかけに助けた少女と暮らしはじめる。少女は弱肉強食の世界でいえばまさしく「食われる」ほうの人間だった。なんの生き抜く術ももたず、女である性別もこんな世界になっては重荷でしかない。さらに、彼女はとことんまでお人好しで強情なところがあった。
 そんな2人のところには様々な人々がやってくる。(正確には彼女が連れて来るといったほうがいいかもしれないが。)その人々の生き方に触れ、徐々に変化する2人の距離。
 そんな2人の世界を決定的に変えたのはとんだ天才がおちゃらけて言った「世界とか、救ってみたいと思わない?」だった。
 世界が終わる瞬間の人間ドラマ、恋愛ドラマを息もつかせぬ展開で、それこそアグレッシブに描いた作品。
 大人気『図書館』シリーズの人間ドラマ、恋愛エピソードの原型を垣間見れる著者渾身のデビュー作!!書き下ろしで加えられた番外編も必見!!

感想:ずーっと買うか買うまいか、買うなら文庫か単行本かで悩みまくっていた本です。人気に火がついたシリーズ作品から入った私は、まったく有川さんのデビュー作については無頓着なままでしたが、『世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた』なんてドラマチックなあおり文句をつけられたら・・・有川さんのベタ恋愛の思いっきりファンになってしまったものとしては見逃せませんでしたw
 結果、新しく角川からでた文庫版で買ってよかったなと思いました。持ち運び便利で読みたいときにすぐ読めるし、なんといっても番外編がくっついてたので、とても得した気分になりました。また、有川さん自身のあとがきや編集者の大賞受賞時のエピソードなども収録されており、ボリュームたっぷりです。
 究極にベタな恋愛本が読みたい!最近刺激が少ない!という方にはぴったりの処方箋になること間違いなしのハラハラドキドキ、それでも最後には「ほっ」とさせられる作品です。

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鈴木剛介著 『デブになってしまった男の話』 求龍堂


 かなりハデな装丁に惹かれて手にとり、題名の単純さに興味が湧いてしまった本ですw

あらすじ:身長・体重・顔、どれをとってもぼちぼちイケてるメンズ・大介は独自の戦略的会話により女には不自由のしない大学生活を謳歌していた。女性を口説くのもある種のゲーム感覚だったほどだ。
 しかし、ある事件をきっかけに体重101キロの巨漢に変貌してしまう。初めて味わうコンプレックスの重みに悩み苦しみながら、愛とは?優しさとは?本当の自分自身とは何かを真剣に考えてゆく。そんな中、彼に運命の出会いが待ち受けていた・・・。
 著者の実体験を元にした、切なくも元気をくれるラブストーリー。

感想:デブになる前の大介はいわゆる女の敵ですw女を口説き落とすことに快感をおぼえ、釣った魚に餌はやらず、多くの女と好きなだけ遊ぶという最低男の代表みたいなヤツです。ですが、彼も本物の恋を知ることによってがらりと変わります。
 彼の変貌振りから人生の天国と地獄の変貌がはじまります。
 彼に待ち受けているのは天国なのか、はたまた地獄か・・・・
 最初、読んでいるときは「地獄に落ちやがれ!!」と憎憎しい思いで大介を批判しながらもちょっとした共感をおぼえつつ読み進め、最後のあたりになってくると涙なしには語れない展開にw
 とても感動する一冊です。

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神永学著 『心霊探偵 八雲~赤い瞳は知っている~』 文芸社


 今となっては結構ポピュラーなオカルト探偵小説です。ずーっと気にはなっていたものの、今まで読む機会を先延ばしにしていました。その先延ばしにしていた時間を今、とても後悔していますw

あらすじ:生まれつき左目だけが赤く、その左目は死んだ人間の魂しか見ることができないという体質を持った大学生・斉藤八雲。彼はその特異な体質から、ひねくれた性格の持ち主に育つ。
 ある日、友人が大学構内のある場所で肝試しをしたところ、原因不明の高熱に侵され、夢現に妙な言葉を繰り返しているということで、同じ大学に通う小沢晴香が八雲に助けを求めにやってくる。
 当初、八雲の体質を信じなかった晴香だが、家族以外の誰も知らない事実を八雲が言い当てたことにより、八雲を信じ行動を共にするようになる。
 友人を助けるためにやる気の出ない八雲を強引に引きずりつつ調査をしていく晴香だが、その身には危険が迫っていた・・・。
 その他、2つの事件を収録した記念すべき心霊探偵八雲シリーズ第一作目!

感想:実は、オカルトホラーは大の苦手な私は、この八雲のシリーズはその苦手な部類なのだろうと思い込んでいて食わず嫌いをしていました。
 確かに扱っているのは「幽霊」がらみで、それにまつわる事件ばかり。(「心霊探偵」なんだから当たり前なんですけど)さぞ内容はおどろおどろしいものなんだろうと、恐ろしくていままで読めていなかったのです。
 しかし、そんな恐怖は杞憂のものでした。というのも、確かに幽霊は出てくるし、流血の場面も多いですが、なんだか一種のエンターテイメント小説を読んだようなすっきりとした感覚が読んだ後に残りました。それはおそらくいわゆる「普通の女子大生」の晴香がいるからなのだろうと思いました。幽霊の話を聞けば恐いし、友人がピンチなら夜中だろうとかまわず駆け出すし、お気に入りの先生なら遠くからでも見つけちゃうし、気に入らない相手にはとことんどーでもいー対応しかしない。そんな普通の女子大生がいるからこそ、読者も感情移入がしやすいのかな?と感じました。
 私的に新しく刊行されている文庫版の八雲シリーズがオススメです。話の内容は変わりませんが、大幅に改訂されている他、特別書き下ろしストーリーが収録されているためです。その書き下ろしがまた八雲のふとした優しさを見せつける作品になっていてたまりません!!
 見事に著者の描く八雲の罠にハマっている私ですw普段ひねくれているヤツが実は優しい一面を持っていたりする・・・そんなギャップを多く持っているのが八雲の魅力のひとつだと思います!
 晴香と八雲の関係も気になる、いろんな意味でドキドキしたい方にオススメな一冊ですw

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アーサー・コナン・ドイル著 日暮雅通訳 『シャーロック・ホームズの回想』 光文社


 近代探偵小説を確立したホームズシリーズの第4作品目。第2短編集。「名馬シルヴァー・ブレイズ」他12篇収録。短編集といえども大ボリュームな作品集です。

あらすじ:今回の短編集も前作と同様にワトスンの回想録という体で物語が綴られています。
 ホームズとワトスンがともにベイカー街の部屋で暮らしていた頃のものとワトスンが結婚して開業医をしている頃の話があります。ホームズが探偵としてある程度の名声をロンドン市民から得られるようになったころの話です。

「名馬シルヴァー・ブレイズ」
 大レースの本命馬が謎の失踪、その調教師の死体も発見され英国中が大騒ぎ!だいぶ日もたったころようやく現場に行くといいだしたホームズ。果たして真相は?

「ボール箱』」
 うだるような暑さのなか、サウナのようなベーカー街の部屋で暇をもてあましていたホームズとワトスンのもとに事件が舞い込んでくる。なんでも、老婦人の家に突然、粗塩と人間の耳が2つ入ったボール箱が送られてきた。送り主は不明で、老婦人もそんなことをされる覚えはないという・・・果たして耳の持ち主は誰なのか?生死は?送り主は誰なのか?謎だらけの事件を華麗に解決!

「黄色い顔」
 若い紳士風の男がホームズを訪ねてきた。未亡人と結婚し田舎でつつましくも幸せに暮らしていた彼が夜も眠れなくなりホームズを訪ねるまで思いつめた原因とは!?心の温まる作品。

「株式仲買店員」
 結婚してベーカー街の部屋を出たワトスンのもとにホームズが尋ねてきて事件解決への同行を求める。事件の依頼人は会社の倒産により失業してしまったかわいそうな男。さらに“金融関係人材斡旋”という聞きなれない職業の男の話を鵜呑みにして商工人名録やら家具リストやらを書き写しするという妙な仕事をこなすが、ふと頭を冷やすとどうにも奇妙なことばかりで・・・奇妙なことばかりさせる男の目的とは?その正体は?

「グロリア・スコット号」
 ホームズの若き日の事件。大学在学中に仲良くなった友人の家へ招待され出向いたホームズは友人の祖父の秘密にはからずも触れてしまう。その秘密が事件となって・・・ホームズが探偵になろうと決心した記念すべき作品。

「マスグレイブ家の儀式書」
 ベーカー街の部屋でホームズの部屋を片付けることにした2人。ホームズが引っ張り出してきた箱の中にはくしゃくしゃになった紙切れと古めかしい真鍮の鍵、糸の玉のついた木釘、錆びついた円盤型の金属が3枚入っていた。ガラクタといっても過言ではないこの品々が活躍した事件がホームズから語られる。

「ギリシャ語通訳」
 ある日、ひょんなことから身内の話になったホームズとワトスン。ホームズの兄はホームズ以上の才能を持ち合わせているにもかかわらず行動にはでないというホームズとは正反対の男らしい・・・彼を通じてまたホームズ達に事件が舞い込む!ホームズの兄マイクロフトが初登場する作品。

「最後の事件」
 ある夜、突然ワトスンの診察室にあらわれたホームズ。その様子はだいぶやつれていて元気がない。なんでも捜査で体に無理をさせすぎたという。というのもすべては悪の黒幕・モリアーティ教授を捕まえるため。しかし敵も一筋縄ではいかない強敵!どうなるホームズ!?
他4編。

感想:残虐で凄惨な事件から心温まる事件、さらには初登場の兄マイクロフトや宿敵モリアーティ教授との事件まで盛りだくさんの短編集第2弾です!
 どれもスリリングでドキドキさせられる作品ばかりです!

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コナン・ドイル・作 延原謙・訳 『シャーロック・ホームズの冒険』 新潮社文庫


 近代探偵小説を確立したホームズシリーズの第3作品目にして第1短編集。「ボヘミアの醜聞」他10篇収録。短編集といえども大ボリュームな作品集です。

「ボヘミアの醜聞」
 ボヘミア国王直々の依頼。その依頼内容とは、若気の至りで遊んだ女性から2ショット写真を奪い返すこと。簡単な依頼内容のようで実はかなり難しかった!?ホームズの失敗談。

「赤髪組合」
 赤毛の男が奇妙な組合“赤髪組合”。なんでも、燃えるような赤毛の男しか加入できないという組合で、加入できれば年額かなりの配当までもらえるという。そんなうまい話にはかならず何かからくりがあるもので・・・。
 
「花婿失踪事件」
 結婚式の当日。まさに今から挙式というときになって花婿が忽然と姿を消した!はたして花婿の行方は!?そして忽然と姿を消した驚きの理由とは!?

「ボスコム谷の惨劇」
 殺された男、犯人は男の息子。状況証拠によって限りなく犯人と思われる息子はまったくの無実だと訴える。果たして真実は!?真犯人は誰なのか?

「オレンジの種5つ」
 ある男になんの変哲もないオレンジの種が5つ送られてくる。その男が死んでもなお、その遺産を相続した子や孫に同じようにオレンジの種が5つ送られてくる。ホームズの言葉をかりれば、まさに“夢幻的”な事件。

「唇の捩れた男」
 夫がいるはずもない場所に現れ、目が合ったと思ったときにはもうすでに夫の姿はなく、以後夫からの連絡もないという夫人の依頼で夫探しに乗り出すホームズ達。結末は意外な人物の意外な行動にあった。
 
「青いガーネット」
 ひろったガチョウの中からある貴婦人のもとから盗難にあっていた“青いガーネット”が出てきた!この宝石のたどった道筋とは?

「まだらの紐」
 密室の部屋で若い娘が静かな死を迎える。その死を前に娘は“まだらの紐”という謎の言葉を妹に残していた。時がたち、姉の部屋で数日を過ごすことになった妹がホームズ達に助けを求める。果たして、姉の死の真相とは!?

「花嫁失踪事件」
 挙式もあげ、まさに幸せの絶頂と思われた花嫁が披露宴に向かうほんのわずかの時間に失踪してしまう。誘拐かはたまた神隠しか!?ちょっとせつない真実があって・・・。
 
「ブナ屋敷」
 家庭教師のクチを探していた婦人がぜひにと雇われたのはなんとも立派なブナ屋敷の主人宅。でも、家庭教師としての仕事よりも「髪を切ってほしい」「指定の服を着て、指定の場所に座ってほしい」など奇妙なことばかりいってくる雇い主。そのことに不安を抱いた婦人が助けを求めホームズのもとへ。都会から離れた田舎の大きな屋敷に潜む驚愕の秘密とは!?

 感想:それぞれ独立した話でとても簡潔なストーリーになっています。10篇とボリュームたっぷりですが、とても読みやすい構成になっていました。時間の無い方にもオススメな短編集第1弾です。

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コナン・ドイル・作 延原謙・訳 『四つの署名』 新潮社文庫


 シャーロック・ホームズシリーズの第2作目で長編小説です。

 あらすじ:いつものようにベーカー街の部屋で暇をもてあましていたホームズとワトスンのもとに、若く美しい婦人が訪れる。ホームズの依頼者で依頼内容は人探し。なんでも父親がインドの連隊から帰国したまま消息をたって10年たち、その生存の望みもあきらめていたが、ここ数年、決まった日に高価な真珠が送られてくるという。もちろん差出人は不明。彼女自身にそのような高価なものをいただく理由やそれを送るほどの財産を持った人物は周りにいないという。
 ホームズが真珠の所有者を捜し当てたとき、さらなる事件が彼らを待っていた!!
 巨万の富をもち、若い婦人に高価なプレゼントをしていた一族の長は殺され、そこには“4つの署名”が残されていた・・・。
 インド王族秘蔵の宝石箱をめぐってテムズ河に繰り広げられる緊迫の追跡劇!

 感想:ホームズシリーズ第2弾!またしても長編です。でも、長編と感じないスピード感で話はどんどん進みます。
 今回はさしずめお宝探索と申しましょうか、巨額の財宝が原因となって起こった殺人事件です。もちろんその手法は奇奇怪怪。地元警察ではお手上げの状態です。そんな中でもホームズは独自の捜査方法により、どんどん犯人を追い詰めていきます。最終的には河上での大追跡劇まで演じます。知力戦、アクション、はてはラブロマンスまでてんこ盛りなシリーズ2作目です!

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嫁が観た『GOEMON』


 『CASSHERN』で一躍有名になった紀里谷和明監督の作品です。3年の時間をかけ、誰もが知っている戦国時代という時代背景をまったく違う世界のように作り上げ、その世界で生きる人もまた今までの戦国時代という既成概念を破壊する美術と衣装で彩られ、時代劇とはとてもいえない作品です。

あらすじ: 1582年、天下統一を目指した織田信長(中村橋之助)が本能寺で明智光秀に暗殺される。しかし、信長の右腕であった豊臣秀吉(奥田瑛二)によって光秀は討伐され、秀吉はその功績により信長の後を継ぎ、豊臣政権を樹立。

 世は火種を残しつつも、ひと時の平和を謳歌していた。とはいえ格差は広がり、景気は悪く、民衆の生活は一向に楽にはならない。そんな鬱屈した世間に彗星の如く現れたのが天下の大泥棒・五右衛門(江口洋介)。

 超人的な身体能力を武器に金持ちから多くを盗み、貧しきものに分け与える英雄に庶民は熱狂していた。

 ある夜、五右衛門は盗みにはいった邸宅で財宝の中に南蛮製の箱を盗むが空箱と知り、屋根から放り捨ててしまう。

 翌日、行動を共にしている猿飛佐助(ゴリ)から石田光成(要潤)が霧隠才蔵(大沢たかお)を使い血眼で例の箱を捜していることを聞いた五右衛門は、貧民街で箱を見つけるとその後を才蔵と服部半蔵(寺島進)が追ってきた。石田光成が才蔵を、徳川家康(伊武雅刀)が半蔵を使いどうしても手に入れたいその箱には、信長暗殺の重大な秘密が隠されていた。

 衝撃の事実を知った五右衛門は単身大坂城に乗り込むが、思いがけずかつてほのかに恋心を抱いた相手・茶々(広末涼子)に再会する。

 それぞれの思いが交錯しながら壮絶な戦いへの火蓋は切って落とされた・・・・

感想: 「時代劇が観たいな~」と思って観れる作品ではありません。正直、“時代劇”からこれほど離れた作品もないと思います。

 登場人物の設定や、時代背景に戦国時代を使っただけで、それ以外はまったく別物といっても過言ではないでしょう。

 そして、主要キャスト以外の端役に豪華キャストが出演しているのにも驚きです。昨今のドラマで一躍時の人となった佐藤健や戸田恵梨香、名脇役としても有名な小日向文世、そのほか本当にチョイ役と思われるところにかなり豪華な方々が配されていますw

 CGを使った映像美、きらびやかな衣装にも目を奪われる作品です。邦画のイメージを変えるおもしろい作品でした。

 ラストシーンもまさに衝撃!ぜひご覧ください!

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嫁が観た『トランスフォーマー~リベンジ~』


 『トランスフォーマー』の続編です。前作同様マイケル・ベイ監督の作品です。

あらすじ: オートボットとディセプティコンの熾烈な戦いから2年、サム・ウィトウィッキー(シャイア・ラブーフ)の生活は普通の平均的なティーンエイジャーに戻っていた。

 大学進学を期に慣れ親しんだミッション・シティを出ることになったサムは、新天地での期待と不安、彼女であるミカエラとの未来に頭を悩ませつつ平和に暮らしていた。

 そんなある日、サムはクローゼットにしまっておいた服のなかから2年前の激戦でメガトロンを倒した“キューブ”のかけらを発見する。そのパワーは家の中のあらゆる金属物をトランスフォーマー化してしまうほど強力で、そのかけらに触れたサムの体には以前は無かった異変が生じる。“キューブ”によってある情報がサムの体に刷り込まれたのだ。

 一方そのころ、地球に残ると決めたバンブルビー他のオートボットたちは前回共に戦ったレノックス(ジョシュ・デュアメル)やエップス(タイリース・ギブソン)ら歴戦の兵士とともに世界に散らばるディセプティコンを掃討する精鋭部隊となり日々戦っていたが、国家安全顧問を名乗るセオドア・ギャロウェイ(ジョン・ベンジャミン・ヒッキー)によってその組織の存続が危ぶまれていた。

 大学に入り、新しい生活を始めたサムには友人もでき、いいスタートがきれたようだった。しかし、突然強烈な幻覚に惑わされるようになり、苦しむサムだったが、次第にその幻覚はあるひとつのメッセージであることを確信する。

 結果、再び戦いの渦中に巻き込まれたサムは、トランスフォーマーと人類の歴史、ディセプティコンとオートボットの謎にどんどん近づいていく。そして戦火は地球規模・宇宙規模にまで広がりをみせ激しさをましていく。戦いの鍵はただひとり、サムの手にかかっていた。

感想: 前作のアクションがたまらなくて引き続き観てしまった作品ですw

 前作よりも多くのトランスフォーマーが出てきていて、それを観るのも一興。ただ、ロボットものによくある難点ですが、どれが敵でどれが味方なのか混戦してくるとわからなくなりますw

 そしてバンブルビーはいつになったら普通に話せるようになるのでしょうか?続編ではなおってると思っていたのでちょっとせつなかった・・・。

 アクションは申し分なし!というか、迫力が2割増くらいになってます。おそらく火薬の量の問題かと思いますが、本当に戦争してるんじゃないかってくらい火花・火柱があがってます。

 今作では衝撃の展開が多々ありました!若干物語のテンションに高低差がありすぎるような気もしましたが、とても楽しめました。

 ドハデなアクションがお好きな方にはたまらない作品だと思いますw

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このブログでは、書評、映画の紹介を中心に皆様に「小さな感動」をお伝えしています。

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